成蹊大学、9月よりサイバー大学の授業コンテンツ利用開始

 成蹊大学は2019年12月に締結した教育連携に関する協定に基づき、ソフトバンクグループが2007年に設立した、すべての授業をインターネットで行う日本で最初の4年制大学「サイバー大学」の授業コンテンツの利用を2020年9月から、本格的に開始した。

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サイバー大学のオンライン授業コンテンツ利用開始
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 成蹊大学は2019年12月に締結した教育連携に関する協定に基づき、ソフトバンクグループが2007年に設立した、すべての授業をインターネットで行う日本で最初の4年制大学「サイバー大学」の授業コンテンツの利用を2020年9月から、本格的に開始した。

 サイバー大学は、ソフトバンクグループが2007年に設立した、すべての授業をインターネットで行う日本で最初の4年制大学。学生数は3,070名(2020年5月時点)で、学生は20代から40代の現役社会人が多くを占めている。

 成蹊大学では2017年8月よりサイバー大学のクラウド型eラーニングプラットフォーム「Cloud Campus」を導入し、早くからオンデマンド型オンライン授業を反転授業などに活用してきた。

 2020年9月からは成蹊大学における「副専攻制度」のうち総合IT副専攻の一部科目でサイバー大学の授業コンテンツを利用して授業運営を開始。

 サイバー大学の授業コンテンツの利用は、これまでにもある大学間の単位互換とは異なり、フルオンライン大学であるサイバー大学の授業コンテンツおよびオンライン授業の運用ノウハウなどを通学制である成蹊大学が本格的に導入し、逆に成蹊大学が取り組んだ、通学制におけるオンライン授業のノウハウを提供して新たな教育方法を見いだすという取組みだ。

 成蹊大学では2020年度後期授業より、サイバー大学で専門基礎科目として開講している3科目、「インターネット入門」「コンピューターのための基礎数学」「情報処理のための基礎知識」の授業コンテンツを活用した授業を、総合IT副専攻を履修する学生に対し行う。

 総合IT副専攻では、ITスキル、マネジメントの基礎も含め総合的なIT活用の基礎を身に付けるための科目が配置され、文系・理系を問わず、すべての学生が必要な情報技術を学ぶことができる。

 サイバー大学が成蹊大学に提供するのは授業コンテンツのみで、授業コンテンツは「Cloud Campus」で成蹊大学の学生に配信する。また、受講者の登録は成蹊大学の管理者が実施するため個人情報のやりとりが生じないことも授業運用のポイントとなっている。

 そのほか、担当教員は成蹊大学が配置し、授業はすべてオンラインで行われ、小テストなどの課題は成蹊大学が作成。期末試験は成蹊大学が対面で実施するとしている。

 通学制大学とフルオンライン大学との教育連携が新たな可能性をもたらすことが期待される。
《鈴木あさり》

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