2021年の夏休みは注意が必要…「祝日の移動」について

 2021年の特例として3つの祝日が移動となった。夏期休暇にも影響を及ぼす「祝日移動」についてまとめた。

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2021年の祝日移動について(フライヤーより抜粋)
  • 2021年の祝日移動について(フライヤーより抜粋)
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 2021年の夏期休暇にも影響を及ぼす「祝日移動」が、2020年の年末に内閣官房広報室から発表された。2021年度版のカレンダーや手帳がすでに広まった時期での発表となったため、現在出回っているものは移動後の祝日が反映されていない手帳・カレンダーが多い。今年の夏の予定を立てる際には注意が必要だ。

 内閣官房 東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局は2020年12月21日、「2021年の祝日移動について」を発表。2021年の「海の日」は7月22日、「スポーツの日」は7月23日、「山の日」は8月8日に移動するとしている。

 例年、「海の日」は7月の第3月曜日、「スポーツの日」は10月の第2月曜日に、「山の日」は8月11日と「国民の祝日に関する法律」によってそれぞれ規定。2021年の夏は、これら3つの祝日が移動することにより、7月22日(木)から25日(日)までが4連休に、8月7日(土)から8月9日(月・振替休日)が3連休となる。

 祝日の移動の理由は、「東京オリンピック・パラリンピック競技大会開催期間中のアスリート、観客等の円滑な輸送と、経済活動、市民生活の共存を図るため」としており、オリンピック開会式の7月23日前後が4連休、オリンピック閉会式の8月8日前後が3連休となることにより、東京中心部の混雑緩和が見込まれるという。

 これにより、移動前の祝日(もともと祝日になるはずだった日)は、2021年は祝日ではなくなる。なお、この3つの祝日の移動は、2021年限定の特例
《鶴田雅美》

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