小学生のころから参加し続ける
リピーターも誕生
エコ×エネ体験プロジェクトは、J-POWERグループが「エネルギーと環境の共生」をめざして取り組んでいる社会貢献活動で14年の歴史を誇る。中でも学生向けの「エコ×エネ体験ツアー水力編」は、2泊3日のツアーに無料招待し、水力発電所の内部を見学したり、水力発電の仕組みを知るために森とのつながりを体験から学んだり、実験を通じて水力発電の仕組みを学ぶことができるという濃密なプログラムが人気だ。
参加者の中には小学生親子向けのエコ×エネ体験ツアーに参加したことをきっかけに、エネルギーや環境への興味が高まり、ツアーやイベントなども含め8年間も本プロジェクトに参加し続けている学生や、水力と火力の両方の理解を深めようと両ツアーに参加する学生もおり、満たされることのない探究心をもつ学生たちが集う学び合いの場となっている。（同ツアーに参加した学生インタビュー「早大生が小学生時代から8年参加し続ける、J-POWERエコ×エネ体験の魅力」）
水力発電所と環境をテーマに全国の仲間とつながる
2021年の夏休みは、コロナ感染予防対策により「エコ×エネ体験ツアー水力編」のすべてのプログラムをオンラインに移行。これまではツアー開催地の奥只見（おくただみ）または御母衣（みぼろ）へのアクセスがしやすいエリアからの参加者が多かったが、全国どこからでも参加可能となる。
今回はオンライン配信の特性を生かし、日本最大級の水力発電所である奥只見発電所や、2014年にユネスコ・エコパークに登録された豊かなブナ林を360度映像で体験できる。また、環境教育の専門家「キープ協会」とエネルギーの専門家「J-POWER」から、持続可能な社会を考えるためのエネルギーと自然環境の関係について学ぶことができる。学生同士で環境について考え、学び合うためのディスカッションの時間も多くあることから、理系文系問わず日本全国さまざまな地域から参加する学生たちの活発な交流が期待できる。
2021年2月に開催した「エコ×エネ体験ツアー火力編@オンライン」では、北は秋田から南は長崎まで日本各地から、所属学部・学科も多岐にわたる17名の学生が参加し活発な意見交換を行い、真剣かつ楽しく学び合った。（ツアーレポート「エネルギー問題を切り口に幅広く学び合う、思考を止めない学生17人55時間の合宿に密着」）
大学生活にもう少しスパイスがほしいと感じていたり、同世代の学生たちと深く思考し、対話する機会を探ったりしている学生にお勧めのプログラムだ。夏のアクションの締めくくりに、所属している学校の枠を超えたバーチャルでの学びの旅を体験してみてはいかがだろうか。
「エコ×エネ体験ツアー水力編」＠オンライン（学生ツアー）
エネルギーと環境の未来を、楽しく語り合おう！
日時：2021年8月26日（木）～27日（金）
場所：ご自宅等インターネットがつながる場所（Zoomを利用）
参加費：無料（インターネット接続にともなう料金は各自負担）
参加条件：カメラ・マイク内蔵のパソコン及び安定的なインターネット接続環境があること
募集対象：18歳以上30歳以下の学生（大学・大学院、短大、高専4年生以上、専門学校など）
募集定員：30名（応募者多数の場合は抽選）
プログラム（予定）
1日目
・奥只見発電所（水力発電）バーチャル・ツアー
・自然体験プログラム、電気実験動画
・エコとエネにかかる座学研修
・自由交流の時間
2日目
・行動化に向けたディスカッション
・全体の振り返り～エコ×エネ宣言
（※両日10:00スタート予定。2日目は15:00終了予定）
申込締切：2021年7月27日（金）17時00分まで
結果通知：応募者多数の場合は抽選のうえ、当選の方のみメールにて「当選案内文書」を通知する。（8月3日ごろを予定）
「エコ×エネ体験ツアー水力編」＠オンライン（学生ツアー）
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