文部科学省は2021年7月6日、6月末に申請があった「令和4年度（2022年度）からの私立大学等の収容定員の増加等に係る学則変更認可」について、大学設置・学校法人審議会へ諮問したことを公表した。 2021年6月末に収容定員の増加を申請した私立大学は、青森大学、八戸学院大学、長岡大学、東京国際大学、立教大学、順天堂大学、湘南医療大学、静岡理工科大学、大阪経済法科大学、熊本保健科学大学、日本文理大学の大学11校。豊岡短期大学、大手前短期大学の短期大学2校。 立教大学は、「『地域における大学の振興および若者の雇用機会の創出による若者の修学および就業の促進に関する法律』に基づく特定地域内学部収容定員増抑制の除外規定の適用による特例」により、文学部キリスト教学科・史学科・教育学科で各1人、文学科で15人の入学定員増。経済学部経済学科で2人、会計ファイナンス学科・経済政策学科で各1人、社会学部社会学科・現代文化学科・メディア社会学科で各3人入学定員を増やす。全体の入学定員は前年度（2021年度）より31人増やし、4,635人とする。 順天堂大学は、医療看護学部看護学科（千葉県浦安市）で20人、保健看護学部看護学科（静岡県三島市）で10人の入学定員増。2021年度（令和3年度）までの期限を付した医学部医学科臨時定員の期限到来により、その他の学科等で入学定員が31人減。全体の入学定員は前年度より1人減らし、1,535人とする。 2022年度（令和4年度）からの私立大学の収容定員の増加に係る学則変更認可申請一覧は、文部科学省のWebサイトで公開されている。
