約6割の学校「LGBTQ」の服装へ配慮を導入・検討中

 約6割の学校が「LGBTQ」の生徒・児童に関する服装の配慮を導入・検討中であることが、カンコー学生服が2021年10月26日に発表した調査結果より明らかになった。

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服装による「LGBTQ」の生徒・児童への配慮の現状
  • 服装による「LGBTQ」の生徒・児童への配慮の現状
  • 学校での「LGBTQ」生徒・児童の把握状況
  • LGBTQの生徒・児童への服装の配慮として良いと思うものは何ですか
 約6割の学校が「LGBTQ」の生徒・児童に関する服装の配慮を導入・検討中であることが、カンコー学生服が2021年10月26日に発表した調査結果より明らかになった。

 調査は、全国の小中高校の教員1,800人を対象にインターネットリサーチにより実施した。実施時期は2021年6月。「LGBTQ」とは、レズビアン(L)、ゲイ(G)、バイセクシュアル(B)、トランスジェンダー(T)、クエスチョニング(Q)の性的少数派の中で代表的な5つの頭文字を取った総称。

 小中高校の「LGBTQ」の生徒・児童への服装の配慮の現状は、「服装による配慮をしている」39.3%と「今は服装による配慮はしていないが、今後予定している」20.3%を合わせると、約6割の学校で何らかの服装の配慮を導入・検討中と回答した。一方、「服装による配慮はしていない」は40.3%にのぼる。

 「LGBTQ」の生徒・児童が「いる」と回答した割合は、小学校では10.9%だが、中学校では32.0%、高等学校31.1%、中高一貫教育校36.0%と中高で増え、学校が把握しているLGBTQの生徒の割合が高くなる。

 学校が考える「LGBTQ」の生徒・児童への服装の配慮として良いと思うものは、「女子のスラックス制服の採用」50.1%がもっとも多く、「スカート・スラックス・リボン・ネクタイなど男女関係なく自由に選べるようにする」36.0%、「男女共通デザインのブレザー制服の採用」35.4%等が続いた。

 「LGBTQ」の中でも、特にトランスジェンダー(T)と呼ばれる自身の性別に違和を感じている生徒・児童は、服装に悩みを抱えていることが多いことから「ジェンダーレス制服」の必要性は高まっているという。今や学校制服は、生徒・児童ひとりひとりが「自分らしく」、誰もが心地よく着ることのできる制服が求められている。
《工藤めぐみ》

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