小学生の保護者なら知っておきたい、GIGAスクール端末が「キーボード必須」である理由

 今、小学生期におけるICT教育に関心が集まっている。とりわけプログラミング教育必修化、GIGAスクール構想の流れを受けて、ぐっと議論が加速した印象だ。ICT教育の専門家である田中康平先生に、小学生のICT学習について話を聞いた。

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小学生の保護者なら知っておきたい、GIGAスクール端末が「キーボード必須」である理由
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 今、小学生期におけるICT教育に関心が集まっている。とりわけプログラミング教育必修化、GIGAスクール構想の流れを受けて、ぐっと議論が加速した印象だ。デジタルネイティブでない保護者層にとって、昨今の教育業界の急速な流れに不安すら感じることもあるのではないだろうか。

 そこで本記事では、未就学児から小中高生のICT活用やICTを取り入れた学習デザインの専門家である田中康平先生に、小学生の時期にICTについて学ぶ必要性や魅力について話を聞いた。

「我が子には苦労させたくない」ICTやプログラミングを習わせる親の本音



--田中先生はご自身でもICTを学ぶ教室を主宰されているほか「ICTスクールNELオンライン」の監修にも入られていますね。これらのスクールに通われているご家庭から、どのようなニーズをお感じになられていますか。

 保護者の方々のニーズはさまざまですが、共通しているのは「自分たちができないことをできるようになってほしい」という願いです。大学生になって初めてパソコンに触れてレポート作成に苦労した記憶、社会人になって文書管理やプレゼンに四苦八苦した思い出。「我が子には苦労させたくない」という思いで、通われているご家庭が多いです。

--なるほど。GIGAスクール構想も始まって、次第に学校でもそれらのニーズを満たす学習環境が整っていると言えますね。

 一概にそうとも言えません。GIGAスクール構想で小学生にも1人1台端末が提供される世の中になりましたが、現場の先生からは悩み多き声が聞かれます。「キーボードでパスワードを入力できず、その指導で授業時間が終わってしまう」「タイピングの練習に時間がかかって、それを使って表現や創作をするところまで辿り着かない」などです。

ログインできずに授業が終わる…学校現場の悲痛な叫び



--GIGAスクール構想が掲げる「新しい学び」「個別最適化された学び」を提供する以前の問題でつまずいてしまっていうことでしょうか。

 はい。コンピュータの長所は、増幅・発信・拡張性が、他の道具よりもとても高いという点で、創造性や表現力を発揮して、社会を変えることもできます。

 でもそれは基礎的なICTスキルがあってこそ。とりわけタイピングに関しては、できないとにっちもさっちもいきません。タブレット端末で手書き入力やフリック入力すれば良いという声もありますが、それには限界があります。まして限られた授業時間内にそれらのスキルを獲得できるほどのゆとりがないのが、現在の学校現場です。

幼少期から運動遊びのように、タイピングスキルを身に付けさせるべき



--そう考えると、学校に限らず、家庭でもICTに触れる機会をつくるほうが良いですね。

 そうですね。その入り口としてタイピングは非常に有効だと考えています。「キーボードのカチャカチャという打感が好き」「キーボードを打つと大人のマネをしているようで楽しい」など、子供がキーボードそのものに惹かれる理由はいくつもありますが、他にもICTへの入り口としてタイピングに早くから取り組ませるべき根拠が2つあります。

 まず1つは、タイピングは末長く使えるスキルであるということ。パーソナルコンピュータが世の中に登場して約60年、未だにキーボードの配列は変わっていません。アプリやソフトは頻繁にアップデートされますが、キーボードに関してはおそらくこれからも変わらないでしょう。大学入学後のレポート作成や、就職後の仕事だけでなく、お子さまにとってそう遠くない未来でもタイピングスキルは必要になってきます。今後、資格試験や大学受験を皮切りに、CBT(Computer Based Testing)が学校内外で本格的に広がり、パソコンやタブレットで回答する試験形態が増えるはずです。CBTの中には「自由記述」、要するにタイピングで文章を入力する問題も含まれます。試験や受験においても、タイピングスキルを獲得しておく方が有利だと考えられます。

 もう1つは、タイピングスキルはお子さまだからこそ身に付けやすいものだということ。タイピングは他のスキルと異なり、指の運動能力として高めることができます。ホームポジション(キーボード上での正しい手の置き方)を身に付け、訓練次第で、タイプミスも少なく、時間のロスも少ないタイピングの術を身に付けることができます。体操やその他の運動などを子供のころから習わせるというご家庭はありますが、実はタイピングも同じです。吸収の早い幼少期から楽しみながらチャレンジすることで、スムーズに身に付けることができるのです。

--そういった背景もあって、学校で導入するGIGAスクール対応端末はキーボードが必須なのですね。家庭でお子さまに与えるデジタルデバイスにも工夫が必要ですね。

 はい、タブレットであってもロジクールの「RUGGED COMBO 3」のようなキーボードを兼ねた保護カバーを付けている学校が多いです。ご自宅でもお子さまにタブレットを与えているというご家庭は多いと思いますが、画面保護の観点からもキーボード付きのカバーを付けることをお勧めします。

 ご自宅でもそのような環境と整えておくことで、子供たちは自然と興味をもってキーボードに触るようになります。初めは大人のマネをしてワクワクしているだけでも、次第にタイピングそのものへ関心を寄せるようになるはずです。学校現場では、キーボードを本格的に使ってタイピングを学ぶのは、ローマ字を習うのと同じ小学校3年生からです。とはいえ、パソコンやタブレットを使い始めるときのパスワード入力にはタイピングが不可欠。これができないことで「ログインするだけで授業時間が終わってしまう」という事態になりかねないのです。

学校採用多数のキーボード一体型iPadケース「Rugged Combo 3」

 ですからご家庭では、もっと早いうちから、指の動かし方、ホームポジションの練習をはじめていけると良いですね。週に1回10分で良いので、タイピングソフトなどを使った練習を試してみてください。ただし、家庭教育全般で言えることですが、他の子と比べたり、競争を持ち込むのはNGです。初期の段階こそ、楽しく続けられるためのサポートが大切です。楽しくキーボードを触れることで、自然とローマ字に関する学習もできるので一石二鳥です。

活用しなければただの物体…コンピュータ活用はタイピングが命



--タイピングを通して得られる収穫は大きいのですね。

 私はコンピュータを使った活動を「デジタル版粘土遊び」と表現しています。粘土は、手の使い方や器用さの訓練として非常に良いものですし、創造性を育むうえでも有効な物です。でも、それ自体は放っておいても動きませんし、粘土のかたまりを見ていても面白くもありません。自分が働きかけて、工夫して、考えを表現するからこそ、楽しいおもちゃに変わるのです。

 これはコンピュータもまったく同じです。先にもお伝えしたように、コンピュータの長所は、増幅・発信・拡張性が格段に高く、創造や表現をするのに非常に有効なツールですが、私たち人間が操作しない限りはただの物体です。

 その操作の第一段階で必要になるのが「入力」。私たちからの働きかけで次第で、いかようにも活動の幅を広げることができます。ここでタイピングが効力を発揮します。

オンライン取材に応じてくれた田中康平先生

--「デジタル版粘土遊び」、コンピュータを用いた学びの特質を上手く表現されていますね。

 従来の日本の教育では暗記型学習がメインでした。人間の記憶量には限界がありますし、個人差もあります。それに対し、これから先は必要な情報を集めたり、解釈したり、それらを掛け合わせたりして、新たな価値をつくりだす力が必要とされます。暗記型の学習が苦手な子でも、今後は覚えた量を勝負するのではなく、情報を組み合わせて活用する力、姿勢が評価される社会になるのです。

 一方、創造性や表現力を身に付けるにはどうすれば良いかという質問を保護者の方からいただくこともあります。創造性や表現力は、自分で考えて、たくさん試して、たくさん行動して、主体性をもった試行錯誤を繰り返すことで、良い・悪い、好き・嫌いのような感性を磨いていくことで育まれると思います。このベースになるのは「思考力」です。そして、思考力を支えるのは「言語」なんです。会話や手書き以上に言語を扱って、思考して、試行錯誤を増やそうとするなら、膨大な情報を処理することができるコンピュータ、そして短時間で情報の入力が可能なタイピングを用いることが最適だと思います。

「Rugged Combo 3」を小学生に勧めたい理由



 学校現場において1人1台端末が浸透しつつある今、子供たちのICT学習の課題が浮き彫りになってきた。「デジタル版粘土遊び」を子供たちが伸びやかに、ストレスなく実現するためにも、前提としてタイピングスキルを身に付けておくことは非常に有効と思われる。

 全国の小学校でも多く採用されているロジクールの「Rugged Combo 3」は、小学生のお子さまが使用するタブレットを保護するだけでなく、タイピングスキルを高めることにも貢献してくれる。

 「Rugged Combo 3」は、タイピング、表示、スケッチ、リーディング、カメラの5つのモードを搭載。iPad第7から9世代のiPadに対応。背面のストッパーを調整することで20度から40度の傾斜を付け、iPadを操作しやすい角度に設置できる。さらに、小学生の学習場面でありがちなトラブルにも耐える設計がされている。

小学生のアクティブな学びにも耐える強度

 最大1.2メートルからの落下に耐えるように構築され、MIL-STD-810g落下保護基準を上回る強度を備えている。ぴったりフィットするケースがiPadの前面、背面、およびコーナーを常に保護してくれるので、課外授業や外出先での学びでも安心して持ち歩くことができる。

水や汚れに強く、衛生的な密閉型キーボード

 毎日のタイピングだけでなく、ふとした瞬間に飲み物をこぼしたり、キーの間に埃が溜まったりと、不衛生になりがちなキーボード。密閉型にすることで、衛生に保つだけでなく、寿命を伸ばし、長く使用することができる。

 ICTでの学びの魅力は、どこでもいつでも学べること。これから先の将来まで、学びのパートナーとしてデバイスを持ち歩くであろうデジタルネイティブの子供たちには、早期から適したツールを与え、学習環境を整えてあげたい。環境さえ整えてあげれば、子供たちは持ち前の好奇心でぐんぐんスキルを身に付けていくはずだ。

小学生のICT学習に最適な「Rugged Combo 3」の詳細はこちら
《橘その》

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