【大学入学共通テスト2022】愛知県立高校、1学級分の成績等個人情報が漏洩

 愛知県教育委員会は2022年1月20日、県立西尾高等学校において3年生1学級(42人)分の大学入学共通テストの成績に関する情報が漏洩する事態が発生したと発表した。生徒・保護者をはじめとした関係者に陳謝すると共に、今後適切な管理・取扱いの徹底を図るとしている。

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愛知県 県立高等学校における個人情報の漏洩について
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 愛知県教育委員会は2022年1月20日、県立西尾高等学校において3年生1学級(42人)分の大学入学共通テストの成績に関する情報が漏洩する事態が発生したと発表した。生徒・保護者をはじめとした関係者に陳謝すると共に、今後適切な管理・取扱いの徹底を図るとしている。

 今回漏洩した個人情報は、愛知県立西尾高等学校の3年生1学級(42人)分の生徒氏名、大学入学共通テストの各科目の自己採点得点、自己採点得点に基づいて委託業者(予備校)が算出した各科目の偏差値および志望大学・学部・学科ごと(最大第9志望まで)の合格可能性評価。

 事態の経緯として、1月19日午後1時ごろ、漏洩が発生した当該学級の副担任が自宅療養中の正担任に指導方針を相談するため、外部からアクセスできない校内ネットワークから当該学級42人分の成績データを取り出し、エクセルファイルとして電子メールに添付して正担任に送信。その際、メールアドレスを誤って入力したため、メールが一般の人に送信された。添付データにはパスワードがかかっていなかったという。

 誤送信先の一般の人から「西尾高校の生徒の成績データがメールに添付されて送られてきた」との電子メールが県教育委員会高等学校教育課に届いたことで事態が発覚。西尾高等学校の校長が副担任が誤送信した事実を確認し、19日午後5時ごろ誤送信を受けた一般の人に高等学校教育課から謝罪すると共に、誤送信された添付ファイルの削除を依頼。承諾を得たという。

 誤送信先の一般の人とは連絡が取れており、流出(悪用)されていないことは確認が取れているという。西尾高等学校では、個人情報が漏洩した全生徒の保護者に電話連絡し、経緯を説明したうえで謝罪。翌日1月20日に校長から全校生徒に対し説明・謝罪を行うと共に、同日付けで全保護者宛ての謝罪文書を配した。

 愛知県教育委員会は、生徒・保護者をはじめ、関係者に深くお詫びすると共に、今後、県立学校における生徒の個人情報の適切な管理および取扱いの徹底を図るとし、2月4日に実施予定の各地区の校長会において、「生徒の成績に関する電子データ等、特に重要度の高い個人情報については、校外への持ち出しやメール送信を行わないこと」「生徒の個人情報を含む電子データは、暗号化、パスワードの設定、個人情報の匿名化、アクセス制限等を施し、厳重に管理すること」についてあらためて指導するとしている。
《畑山望》

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