マイナビは日本経済新聞と共同で、2023年卒学生対象「マイナビ・日経2023年卒大学生就職企業ランキング」を実施した。ランキングを文系と理系の2つに分け、総合・男子・女子の各上位100社を発表。文系総合は東京海上日動火災保険が2年連続のトップ、理系総合はソニーグループが首位となった。 「マイナビ・日経2023年卒大学生就職企業ランキング」は、2023年3月卒業見込みの全国の大学3年生、大学院1年生を対象に実施。調査期間は2021年12月1日から2022年3月20日で、Web上のアンケートフォームで回答を回収。有効回答数は男女合わせて3万3,159名。「マイナビ大学生就職企業人気ランキング」は1978年より毎年実施しており、過去の順位等は同調査を参照している。 文系総合ランキングは、東京海上日動火災保険が2年連続トップとなった。2位にランクインしたソニーグループは、前年19位からの躍進を遂げ、3位には前年5位であったニトリが入った。全体を通して、4位の日本生命をはじめ、「安定」「社会貢献」がキーワードの生保・損保業界が前年に引き続き多く入った。また、前年コロナの煽りを受けたホテル・旅行業界はPlan・Do・Seeが前年41位から12位へ、JTBグループが前年35位から19位へと順位を上げる結果となった。 理系総合ランキングで首位を獲得したのは、文系総合2位のソニーグループ。ついで2位が味の素、3位が富士通となった。4位のNTTデータ、7位のSky等、IT関連需要の増加とともに、情報技術に強みを持つ企業が上位に入った。大きく躍進した企業としては、三菱重工業は前年43位から8位へと大幅なランクアップをした。◆文系総合ランキング:上位10位1位:東京海上日動火災保険2位:ソニーグループ3位:ニトリ4位:日本生命保険5位:伊藤忠商事6位:ソニーミュージックグループ7位:講談社8位:損害保険ジャパン(損保ジャパン)9位:バンダイ10位:味の素◆理系総合ランキング:上位10位1位:ソニーグループ2位:味の素3位:富士通4位:NTTデータ5位:トヨタ自動車6位:サントリーグループ7位:Sky8位:三菱重工業9位:カゴメ10位:キヤノン