【大学受験2023】フェリス女学院大、受験生が出願しやすい入試に変更

 フェリス女学院大学は2023年度の入学者選抜(2023年4月入学)において、外部試験利用の拡大等、大幅に制度変更し、受験生にわかりやすく出願しやすい入試に変更する。また、学内併願の際の入学検定料の割引率の見直しも行った。

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  • 秋期特別入試と公募制推薦入試が「総合型選抜」と名前が統一
 フェリス女学院大学は2023年度の入学者選抜(2023年4月入学)において、外部試験利用の拡大等、大幅に制度変更し、受験生にわかりやすく出願しやすい入試に変更する。また、学内併願の際の入学検定料の割引率の見直しも行った。

 フェリス女学院大学は、これまでも受験生が身に付けた実力を多面的に評価するさまざまな入試を行ってきたが、今回はさらに受験生にわかりやすい入試制度となるよう配慮する。これまでの「秋期特別入試」「公募制推薦入試」の名称を「総合型選抜」に統一し、実施日程を11月から10月に変更する。

 その他、一般入試A日程の英語・国語の試験時間を、従来の90分から60分に変更。また、リスニングテストを廃止する。一般入試B日程では、大学の個別試験(英語・国語・世界史もしくは日本史)に、大学入学共通テスト1科目・英検(実用英語技能検定)を加えた5要素のうち、得点の高い2要素で判定する。

 一般入試「3月期」の名称は一般入試「C日程」とし、大学に来場して受験する試験の得点と英検(実用英語技能検定)のCSEスコアを換算した得点の高いほうを判定に利用。大学入学共通テスト利用入試では、英語を英検(実用英語技能検定)に代えることができることとし、得点の高い方を判定に利用する。

 さらに、一般入試の同一入試種別において、複数の方式や複数の学科に同時出願する場合は、2つ目以降の出願の検定料は1万円とする。入試制度の変更の詳細は、入試ガイド(2022年5月下旬以降配布開始予定)および学生募集要項(8月以降順次Web公開予定)で確認できる。
《田中志実》

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