国家公務員採用一般職試験2022、1次試験1.81倍

 人事院は2022年7月6日、2022年度国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)の第1次試験合格者を発表した。受験者数は2万788人、合格者数は1万1,490人で、受験倍率は1.81倍だった。

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国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)実施状況 2022年度
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 人事院は2022年7月6日、2022年度国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)の第1次試験合格者を発表した。受験者数は2万788人、合格者数は1万1,490人で、受験倍率は1.81倍だった。

 国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)は、定型的な事務をその職務とする係員の採用試験。第1次試験を6月12日に実施し、第1次試験合格者を7月6日に発表した。

 国家公務員採用一般職試験(大卒程度試験)の申込者数は2万8,103人、受験者数は2万788人、合格者数は1万1,490人で、受験倍率(受験者数/合格者数)は1.81倍。このうち、女性は申込者数1万1,612人、受験者数8,707人、合格者数4,392人で、受験倍率1.98倍。

 地域別採用となる行政区分の受験者数は全体で1万7,618人、合格者数は8,571人で倍率は2.06倍。地域別の受験倍率をみると、「沖縄」が3.21倍ともっとも高く、ついで「関東甲信越」2.48倍、「近畿」2.44倍。もっとも受験倍率が低かったのは「北海道」1.17倍。

 全国採用となる技術系区分の受験者数は全体で3,170人、合格者数は2,919人で倍率は1.09倍。区分別の受験倍率もおおよそ1.1倍前後で落ち着いており、もっとも高いのは「化学」1.14倍、ついで「農業農村工学」1.11倍、「機械」1.10倍。2022年度より従来の「電気・電子・情報」区分の試験内容を見直した「デジタル・電気・電子」区分は、受験倍率1.09倍となった。

 今後の試験日程について、第2次試験日は7月13日~29日の平日のうち第1次試験合格通知書で指定する日時に実施。最終合格者発表日は8月16日午前9時。

《畑山望》

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