文部科学省の永岡桂子大臣は2022年8月22日、メッセージ「~不安や悩みがあったら話してみよう~」を公表した。夏休みが終わって学校が始まることで悩みや困ったことを抱える子供たちやその保護者に向けて、メッセージを掲載。また、相談窓口を紹介している。
コロナ禍で子供の自殺者数が大きく増加している。また、長期休業明けには、子供の自殺者数が増加する傾向にあり、不安や悩みを抱える子供たちが増えることも考えられる。
メッセージは、「小学生」「中学生・高校生」「学生等」「保護者」の4者に向けて掲載。保護者に対しては、「これまでに関心のあった事柄に対して興味を失う」「身だしなみを気にしなくなる」「身体の不調を訴える」といった子供の態度に現れる微妙なサインに注意を払い、子供たちの不安や悩みに耳を傾けて適切に受け止めるよう伝えている。
また、子供の相談窓口として、通話無料の24時間SOSダイヤルの他、SNSやチャットボットの相談窓口も紹介している。