読書好きな小中学生9割…小学生の3割以上は月16冊以上

 子供向けサイト「ニフティキッズ」のアンケート調査によると、調査に参加した小中学生の約9割が読書を好み、小学生の3割以上は1か月に「16冊以上」の本を読むことがわかった。

趣味・娯楽 小学生
本(マンガ以外)を読むのは好き?
  • 本(マンガ以外)を読むのは好き?
  • マンガを読むのは好き?
  • 1カ月に本は何冊くらい読む?
  • 1カ月に本は何冊くらい読む?
  • 1カ月に本は何冊くらい読む?

 子供向けサイト「ニフティキッズ」のアンケート調査によると、調査に参加した小中学生の約9割が読書を好み、小学生の3割以上は1か月に「16冊以上」の本を読むことがわかった。

 調査はインターネットで行われ、対象は小中学生を中心とする「ニフティキッズ」の訪問者。アンケート実施期間は2022年9月2日~9月26日。有効回答数は1,565件。

 小中学生に「本(マンガ以外)を読むのは好き?」と質問したところ、「大好き」が58%、「好き」が32%で、全体の90%が読書を好んでいた。「マンガを読むのは好き?」という問いに対しては、「大好き」が53%、「好き」が32%で、「本(マンガ以外)が好き」と答えた小中学生のほうがやや多い結果に。近年、若者の「読書離れ」や「活字離れ」が話題にあがるが、小中学生では読書が好きな子供は多く、「読書離れ」が進んでいるわけではないようだ。

 1か月に読む本(マンガや教科書は除く)の量は、小学生では「16冊以上(それ以上)」が全体の31%を占め、最多。中学生は「2~3冊」が29%でもっとも多く、ついで「0~1冊」。小学生のほうが中学生より読む本の数は多い傾向があった。

 読むマンガの数も小学生は「16冊以上(それ以上)」が最多で、中学生は「0~1冊」。学校の図書室で借りる本も、小学生は「月に3~5冊」、中学生は「まったく借りない」と小学生のほうが多かった。ただ、小学生・中学生ともに、7割以上が「学校で朝読書の時間がある」と回答し、多くの学校で朝読書の時間が設けられていることもわかった。

 本を読む手段としては、現物(紙の本)が71%で、小中学生の多くが紙の本を利用。スマホアプリ(電子書籍)と紙の本を併用していると回答した人は、全体の3割にとどまった。


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《藤本ゆう子》

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