豊橋市は、所得制限等により愛知県の給付金の支給対象外となった0歳から15歳までの児童を養育する世帯に対して、市独自の「豊橋市子育て世帯臨時特別給付金」を支給すると発表した。支給対象は2023年3月31日までに生まれる新生児を含む形に拡大する。所得に関係なく、15歳までの子供1人あたり1万円が支給されることになる。
「愛知県子育て世帯臨時特別給付金」は、県が新型コロナウイルス感染症の影響長期化や、食費等の物価高騰の影響を受ける子育て世帯を支援するため、子供1人あたり1万円を支給する事業。対象となるのは「県内に住む今年9月分の児童手当を受給した世帯」となっているため、子育て世帯全員には行き渡らないものとなってしまう。
今回、豊橋市では所得制限等を理由に「愛知県子育て世帯臨時特別給付金」の対象外となった世帯の子供と、2022年9月1日から2023年3月31日までに生まれた子供に対して市独自の給付金を支給するとした。対象者は約5,800人。
給付金は12月9日以降順次振り込まれる。一部口座情報が確認できない場合には申請が必要となり、審査後の支給となる。申請締切は2023年1月31日。以降に生まれる子供も対象となるため、申請時については別日に指定される予定。
◆給付対象者
「愛知県子育て世帯臨時特別給付金」で対象外となった、下記のいずれかに該当する者
＜申請不要な人＞
１．令和4年9月分児童手当特例給付区分の一般受給者
２．所得額が児童手当の所得上限額以上のため児童手当の受給資格が令和4年5月31日付で消滅になった一般受給者
※2のうち、令和4年5月1日以降に出生した子供がいる場合は上の子供分とあわせて申請が必要
＜申請が必要な人＞
3．令和4年9月分児童手当特例給付区分の公務員
4．所得額が児童手当の所得上限額以上のため、児童手当の受給資格が令和4年5月31日付で消滅になった公務員
＜場合によって、申請が必要な人＞
5．令和4年9月1日から令和5年3月31日生まれの新生児を養育する人
※出生により豊橋市で児童手当・特例給付が認定された人は申請不要
※所得上限額以上のため児童手当が消滅している人や公務員の人は申請が必要
※給付金のお知らせ発出日時点で豊橋市に住民票がある人が給付金の対象
※令和4年9月1日～令和5年3月31日の間に豊橋市に転入した受給者が、転入前の市町村で新生児（令和4年9月1日～令和5年3月31日出生）分について、「愛知県子育て世帯臨時特別給付金」に準ずる転入前の市町村独自の給付金を受け取っていない場合も、豊橋市独自分の支給対象になる
＜基準日以降に離婚などが生じた場合＞
6．令和4年9月1日から令和4年11月15日までの間に離婚または離婚調停中により児童手当が認定された、元児童手当受給者から「愛知県子育て世帯臨時特別給付金」を受けることができなかった受給者
※申請が必要、対象となり得る人へ12月下旬ごろ申請書を送付
※給付金の申請時点で豊橋市に住民票がある人が給付金の対象
