ソフトバンクは東京大学と共同で、東京大学の学生を対象に2023年2月1日から3月1日まで「集え次世代のグローバルAI人材！実社会のデータでAI活用ハッカソン」（データハッカソン）を開催する。参加費無料。参加受付を2022年12月2日に開始する。
ソフトバンクおよびヤフーと東京大学は、世界最高レベルの研究者を擁する最先端のAI（人工知能）研究機関を目指して、「Beyond AI 研究推進機構」を設立、2020年7月から共同研究を開始した。最先端のAI研究を行う「中長期研究」や、研究成果を基に事業化を目指す「ハイサイクル研究」等の取組みを行っている。今回は、「Beyond AI 研究推進機構」の取組みの一環として、東京大学の学生を対象に、AIやデータ活用について実践的に学び、ビジネスの最前線を体感できるプログラム「データハッカソン」を実施する。世界で活躍できる次世代のAI人材の育成を目的に行う。
ソフトバンクは、「データハッカソン」全体の企画と運営を行う。ソフトバンクが企業向けに提供するAI・DX人材育成サービス「Axross Recipe for Biz（アクロス・レシピ・フォー・ビズ）」の提供や、ソフトバンクの出資先であるFindability Sciences Inc.（ファインダビリティ・サイエンシス・インク）との連携等、グループのリソースやノウハウを活用する。
「データハッカソン」は、AIとデータを活用し、SDGs（持続可能な開発目標）領域におけるビジネスの企画とサービスのプロトタイプの開発を行う。「Axross Recipe for Biz」を活用して、実践的なAIコンテンツと、Web上で一般公開されているデータ等を組み合わせ、AIによる社会課題の解決のアイデアとアプローチ方法の検討および企画を行い、英語で最終発表を行う。
「データハッカソン」の上位入賞者には、AIによる予測分析サービスを提供するFindability Sciences Inc.のインドにある拠点でインターンシップへの参加機会を提供する。AI開発の最前線での就労体験に加え、現地の学生やデータサイエンティストとの交流の機会等を提供する予定。
また、「データハッカソン」でプロトタイプを作成するために必要なビジネスの知識やスキルを学べる勉強会や、他の参加者と交流できる交流会を開催する。勉強会は、全10回行う。「Axross Recipe for Biz」のカリキュラムや、ビジネスの現場で活躍するゲストが講師を務める。さらに、データハッカソンの参加者全員に、「Axross Recipe for Biz」のコンテンツを自由に学べるアカウントを提供する。eラーニングを通して、自身でAIの基礎やPythonによるデータ分析を学べる他、最新のAI技術を実装する体験等ができる。
参加費無料。対象は東京大学に所属する学部生、大学院生（修士課程まで）。申込みは12月2日から2023年1月15日までWebサイトより受け付ける。また、12月2日に「データハッカソン説明会」をオンライン（Zoom）と現地会場で行う。現地参加者は最大70名。申込みはWebサイトより先着順で受け付ける。詳細も確認できる。
◆集え次世代のグローバルAI人材！ 実社会のデータでAI活用ハッカソン
期間：2023年2月1日（水）～3月1日（水）
※最終発表会：2023年3月8日（水）
参加対象者：東京大学に所属する学部生、大学院生（修士課程まで）
申込受付期間：2022年12月2日（金）～2023年1月15日（日）
参加費：無料
申込方法： Webサイトより申し込む
◆データハッカソン説明会
日時：2022年12月2日（金）19:30～21:00
会場：オンライン（Zoom）とソフトバンク竹芝本社
対象：文系・理系を問わず、東京大学の学部（前期課程、後期課程）または大学院研究科・教育部の修士課程に在籍する正規課程生
※活動期間中に休学中である者、長期に修学を中断している者は除く
定員：最大70名（現地会場）
締切：先着順
申込方法：Webサイトから申し込む
参加特典：Axross Recipe for Biz 学習コンテンツ学び放題アカウント（利用期限：2023年3月31日まで）
