学年が上がるにつれ「年賀状」離れ…7割が10枚以下

 Studyplusトレンド研究所は、学習管理アプリ「Studyplus」上で中学生・高校生・大学生を中心とした全ユーザーを対象に実施した「年賀状に関するアンケート調査」の8,361名からの回答結果を公表。学年が上がるにつれて「受け取った」割合が下がっていることがわかった。

教育・受験 中学生
来年のお正月(2023年1月)、友人へ年賀状を送る予定ですか?
  • 来年のお正月(2023年1月)、友人へ年賀状を送る予定ですか?
  • 今年のお正月(2022年1月)、友人から年賀状を受け取りましたか?
  • 今年のお正月(2022年1月)、合計何枚の年賀状を受け取りましたか?
  • 来年のお正月(2023年1月)、友人へ年賀状を送る予定ですか?
  • 来年のお正月(2023年1月)に送る年賀状は手書きですか?印刷ですか?
  • 年賀状以外で、友人への年始挨拶はどのような方法で行いますか?
  • 年賀状以外で、友人に手紙を送ることはありますか?

 Studyplusトレンド研究所は、学習管理アプリ「Studyplus」上で中学生・高校生・大学生を中心とした全ユーザーを対象に実施した「年賀状に関するアンケート調査」の8,361名からの回答結果を公表。学年が上がるにつれて「受け取った」割合が下がっていることがわかった。

 Studyplusトレンド研究所は、SNSを通じたコミュニケーションが主流となっている学生たちを対象に、年末年始に向けて年賀状や年始挨拶の状況に関する調査を行った。調査期間は2022年12月9日から12月13日。

 回答者の内訳は、中学1年生255名、中学2年生420名、中学3年生1,233名、高校1年生1,358名、高校2年生1,559名、高校3年生2,527名、大学1年生305名、大学2年生180名、大学3年生189名、大学4年生172名、専門学生等163名で、計8,361名。

 「今年のお正月(2022年1月)、友人から年賀状を受け取りましたか?」という質問に対し、全体の約7割が年賀状を「受け取った」と回答。中学生から高校1年生までは、8割以上が「受け取った」と回答した。学年が上がるにつれて「受け取った」割合が下がっており、高校2年生・高校3年生は約7割、大学1年生・大学2年生は約5割、大学3年生・大学4年生は約3割、という結果になった。

 「今年のお正月(2022年1月)、合計何枚の年賀状を受け取りましたか?」という質問に対しては、全体の約7割が受け取った枚数を「1~10枚」と回答した。「年賀状を受け取ったとき、どのように思いましたか? もしよければ教えてください。」という任意の質問に対しては、「疎遠になっている友人、遠方の友人と連絡ができてうれしい」「自分のために時間を使ってくれたことがうれしい」と感じている学生がいる一方で、「正直なところ面倒」「お返しができず(遅れ)申し訳なく思った」と感じる学生がいることもわかった。

 また、「来年のお正月(2023年1月)、友人へ年賀状を送る予定ですか?」という質問に対しては、約4割が「送る」と回答。「送る」割合は、中学2年生は73.6%、中学3年生は56.6%で17%減となっており、高校2年生は46.9%から高校3年生は25.0%で21.9%減と、受験学年で低下の傾向にあることがわかった。大学生では、各学年で「送る」割合が3割未満となった。

 2023年1月に送る年賀状については、全体の9割以上が「手書きをする」と回答した。「すべて手書き」と回答した理由には、「気持ちが伝わる/もらってうれしい」という回答や「印刷のほうが大変」「作るのが楽しい」という理由が挙げられた。

 同調査結果についての詳細は、Webサイトで紹介されている。

《いろは》

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