【大学入学共通テスト2023】東進「合否判定システム」公開…合否判定ライン・二段階選抜ラインも<1月19日12時45分更新>

 東進は、大学入学共通テストの自己採点結果をもとに志望校の合格可能性を判定する「合否判定システム」を公開した。2023年1月18日には「東進合否判定ライン」「二段階選抜ライン」も公開し、2次試験の出願に向け役立つ情報を提供する。

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 東進は、大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の自己採点結果をもとに志望校の合格可能性を判定する「合否判定システム」を公開した。国公立大学に加え、私大一般入試の判定も可能。2023年1月18日には「東進合否判定ライン」「二段階選抜ライン」も公開し、2次試験の出願に向け役立つ情報を提供する。

 合否判定システムは、東進が数十年にわたり培ってきた合否判定分析のノウハウに加え、最新のAIによるロジスティック回帰分析による判定ラインの決定と検証を行うことで、精度の高い正確な合否判定が期待できるシステム。国公立大だけでなく、私立大の一般入試の判定も可能。私大一般入試の合格可能性を提示するのは東進だけのシステムで、各大学ごとに異なる科目別の配点を考慮した正確な判定を行う。

 判定はすべて無料で利用可能。申込後、スマホですぐに何校でも判定することができる。学部系統や地域等の条件での絞り込むことで合格可能性の高い大学を検索することが可能。校数制限がなく、さまざまな条件検索を行うことで併願校戦略に役立てられる他、入試日程カレンダーで試験日の重複や出願締切日等も一覧で把握できる。

 また、1月18日夜には、「東進合否判定ライン」「二段階選抜ライン」も公開。「東進合否判定ライン」では、合格可能性80%以上を「Aライン」、65%以上を「Bライン」、50%以上を「Cライン」、35%以上を「Dライン」とする判定基準に基づき、共通テストにおける各国公立大の合否ラインを一覧で掲載。

 「二段階選抜ライン」では、二段階選抜の実施予定を発表した大学・学部・学科について、一次通過予想得点・配点・得点率を一覧で掲載。たとえば、東京大学(配点900点)一次通過予想の得点と得点率は、文科一類が583点(64.8%)、文科二類が641点(71.2%)、文科三類が648点(72.0%)、理科一類が665点(73.9%)、理科二類が644点(71.6%)、理科三類が607点(67.4%)と予想している。

 東進だけでなく、河合塾は「Kei-Net」にて志望校の合格可能性判定ができる「バンザイシステム」と「ボーダーライン一覧」を、ベネッセ・駿台による「データネット2023」は志望大学の合格可能性を判定する「判定チェッカー」を公開中。1月23日の国公立大2次試験の出願開始に向け、出願校決定に活用してほしい。


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《畑山望》

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