【大学受験2023】河合塾、入試難易予想ランキング表1月版【国公立文系】

 国公立大学2次試験(個別試験)の出願受付は、2023年1月23日から開始する。河合塾の「入試難易予想ランキング表」によると、大学入学共通テストの得点率のボーダーラインは、国公立大の文系では、東京の文科一類・文科二類・文科三類の86%が最難関となっている。

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 国公立大学2次試験(個別試験)の出願受付は、2023年1月23日から開始する。河合塾が公表している「入試難易予想ランキング表」によると、大学入学共通テストの得点率のボーダーラインは、国公立大の文系では、東京の文科一類・文科二類・文科三類の86%が最難関となっている。

 入試難易予想ランキング表は、河合塾が予想する国公立と私立の入試難易度(ボーダーライン)を学部系統別・大学所在地区別にまとめたもの。ボーダーラインとは、河合塾が予想する合否の可能性が50%に分かれるライン。ボーダーラインは2023年1月現在の予想で、前年度の入試結果と今年度の「共通テストリサーチ」「全統模試」の志望動向を参考にして設定している。1月20日に大学入試センターが発表した得点調整を受け、1月21日に一部大学のボーダーラインを更新した。

 国公立大学(文系)の大学入学共通テスト(前期日程)の文系の得点率をボーダーラインでみると文系全体では、東京(文科一類)(文科二類)(文科三類)が86%と最難関。西日本では、京都(文-人文)(経済-経済経営文系・理系)が84%で最難関。

 系列でみると、文・人文学系では東京(文科三類)86%、筑波(人文・文化-比較文化)(人間-心理)79%、お茶の水女子(生活科学-心理)78%。西日本では京都(文-人文)84%、京都(教育-教育科学文系)82%、京都(教育-科学理系)81%となっている。

 社会・国際学系は東日本では一橋(社会-社会)84%、西日本では金沢(文系-一括)76%が最難関となっている。その他、筑波(社会・国際-社会)80%、横浜市立(国際教養-国際教養B方式)79%となっている。

 経済・経営・商学系は東京(文科二類)86%、一橋(商)82%、筑波(社会・国際-社会)と一橋(経済-経済)80%。西日本では、京都(経済-経済経営文系)(経済-経済経営理系)84%、大阪(経済-経済・経営)79%、神戸(経営-経営)77%等。

 法・政治学系は東京(文科一類)86%、一橋(法-法律)83%、筑波(社会・国際-社会)80%、東京都立(法-法)77%。西日本では、京都(法)83%、大阪(法-国際公共政策)79%、大阪(法-法)78%、金沢(文系一括)と神戸(法-法律)76%等。

 教育(教員養成課程)は、東日本では東京学芸(教育-中等-数学)75%、西日本では金沢(文系-一括)が76%で最難関。教育(総合科学課程)は、東日本では東京学芸(教育-教育-カウンセリング)73%、西日本では、広島(教育-科学-数理系)74%が最難関となっている。「入試難易予想ランキング表」は、河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」に掲載している。

 国公立大学の2次試験(個別試験)は、1月23日に出願受付を開始し、2月3日まで受け付ける。前期日程は2月25日から、中期日程は3月8日以降、後期日程は3月12日以降に試験が行われる。

《田中志実》

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