【大学受験2023】国公立大学の志願状況(最終日10時現在)前期2.7倍・後期9.0倍

 文部科学省は2023年2月3日、2023年度(令和5年度)国公立大学入学者選抜の志願状況を発表した。出願最終日となる2月3日午前10時現在の志願倍率は、前期日程が2.7倍、後期日程が9.0倍、中期日程が11.5倍。確定出願状況は2月21日に発表される。

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令和5年度国公立大学入学者選抜試験日程別志願状況(2023年2月3日10時現在)
  • 令和5年度国公立大学入学者選抜試験日程別志願状況(2023年2月3日10時現在)
  • 令和5年度国公立大学入学者選抜学部系統別志願状況(2023年2月3日10時現在)
  • 前年度の最終志願倍率を超過している大学・学部等数、志願者数が募集人員を満たしていない大学・学部等数(2023年2月3日10時現在)
  • 2段階選抜の実施予定倍率を超えた大学・学部等数(2023年2月3日10時現在)
  • 高倍率の上位10学部等(国立・前期日程/2023年2月3日10時現在)
  • 高倍率の上位10学部等(国立・後期日程/2023年2月3日10時現在)
  • 高倍率の上位10学部等(公立・前期日程/2023年2月3日10時現在)
  • 高倍率の上位10学部等(公立・後期日程/2023年2月3日10時現在)

 文部科学省は2023年2月3日、2023年度(令和5年度)国公立大学入学者選抜の志願状況を発表した。出願最終日となる2月3日午前10時現在の志願倍率は、前期日程が2.7倍、後期日程が9.0倍、中期日程が11.5倍。確定出願状況は2月21日に発表される。

 2月3日午前10時現在の志願状況によると、国立(前期)は募集人員6万3,598人に対し、志願者数が16万5,055人で、志願倍率が2.6倍。国立(後期)は募集人員1万2,667人に対し、志願者数が11万1,791人で、志願倍率が8.8倍。公立(中期)は募集人員2,428人に対し、志願者数が2万7,990人で、志願倍率が11.5倍。

 国公立(前期・後期・中期)合計は募集人員9万8,665人に対し、志願者数が38万7,085人で、前年度同時点より4,548人減少した。志願倍率は、前年度同時点より0.1ポイント減の3.9倍。なお、国際教養大学、新潟県立大学、叡啓大学、芸術文化観光専門職大学は、独自日程による試験実施のため含まない。前年度(2022年度)の確定志願者数は42万8,656人で倍率は4.3倍であった。

 志願倍率を学部系統別にみると、「人文・社会」4.0倍、「理工」3.8倍、「農・水産」3.9倍、「医・歯」4.3倍、「薬・看護」4.7倍、「教員養成」3.2倍、「その他」4.1倍となっている。

 国公立合計174大学601学部のうち、前年度(2022年度)の最終志願倍率を超過している大学・学部等は、124大学292学部等。志願者数が募集人員を満たしていない大学・学部等は、6大学9学部等。2段階選抜の実施予定倍率を超えた大学・学部等は、47大学(67.1%)92学部等(47.4%)。

 高倍率となったのは、国立大学では前期が東京芸術大学(美術)12.2倍、後期が宮崎大学(医)39.5倍、公立大学では前期が周南公立大学(福祉情報)27.0倍、後期が高知県立大学(看護)36.6倍、中期が周南公立大学(福祉情報)46.5倍等。

 確定出願状況の発表は2月21日。前期日程試験は2月25日から、中期日程試験は3月8日から、後期日程試験は3月12日から。

《奥山直美》

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