【高校受験2023】京都府公立前期<数学>講評…難易度は標準~やや難

 リセマムでは、京進の協力を得て、共通学力検査「数学」の講評を速報する。この他の教科(共通学力検査3教科)についても、同様に掲載する。

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【高校受験2023】京都府公立高校<講評・前期共通・数学>
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 2023年2月16日(木)、令和5年度(2023年度)京都府公立高等学校入学者選抜について、前期選抜が実施された。全日制は前期選抜募集定員5,207人に対し、1万688人が出願。出願倍率は2.01倍となった。リセマムでは、京進の協力を得て、共通学力検査「数学」の講評を速報する。この他の教科(共通学力検査3教科)についても、同様に掲載する。

前期共通学力検査<数学>講評
(京進 提供)

大問1 小問集合 〔標準〕

大問2 データの分析 〔標準〕

大問3 空間図形 〔標準〕

大問4 関数 〔標準〕

大問5 平面図形 〔やや難〕

大問6 整数の性質(プログラム) 〔標準〕

 大問構成、小問数、難度は例年通り。ほとんどの問題が基本~標準レベルなので、ミスをしないようにすることが大切。大問1の小問集合の前半は基本レベルの出題であり、確実に得点したい。大問2のデータの活用は平均値、四分位数、四分位範囲などの意味が理解できているかがポイント。大問3は正八面体の問題。正四面体、立方体、正八面体はよく出題される正多面体なので、基本的な性質はおさえておきたい。大問4の関数はグラフと図形の問題で、三角形の面積比をうまく使いたい。大問5では証明が出題された。2回の折り返しがあり、少し難しかった。大問6はプログラムを題材にした整数の和の問題。出題傾向は大きく変化していないので対策は取りやすい。基本問題、標準問題を速く正確に解き、図形問題や規則性、整数問題などの難しめの問題に時間を確保し、高得点をねらいたい。

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 このレポートは2023年2月16日(木)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進


《編集部》

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