【大学受験2023】国公立大の志願倍率が確定…前期2.9倍・後期10.0倍

 文部科学省は2023年2月21日、2023年度(令和5年度)国公立大学入学者選抜2次試験について確定志願状況と2段階選抜実施状況を発表した。確定志願倍率は、前期日程が2.9倍、後期日程が10.0倍、中期日程が13.0倍、合計4.3倍であった。

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令和5年度国公立大学入学者選抜確定志願状況
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  • 令和5年度国公立大学入学者選抜大学別確定志願者数
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  • 令和5年度国公立大学2段階選抜実施状況の概要(前期日程分)
  • 大学別2段階選抜実施状況(前期日程)

 文部科学省は2023年2月21日、2023年度(令和5年度)国公立大学入学者選抜2次試験について確定志願状況と2段階選抜実施状況を発表した。確定志願倍率は、前期日程が2.9倍、後期日程が10.0倍、中期日程が13.0倍、合計4.3倍であった。

 国公立大学の確定志願状況について、国立(前期)は募集人員6万3,648人に対し、志願者数が17万6,484人で、志願倍率が2.8倍。国立(後期)は募集人員1万2,679人に対し、志願者数が12万1,821人で、志願倍率が9.6倍。公立(中期)は募集人員2,428人に対し、志願者数が3万1,663人で、志願倍率が13.0倍。

 国公立(前期・後期・中期)合計は募集人員9万8,727人に対し、志願者数が42万3,180人で、志願倍率は前年度(2022年度)と同じ4.3倍。なお、国際教養大学、新潟県立大学、叡啓大学、芸術文化観光専門職大学は、独自日程による試験実施のため志願状況に含まない。

 志願倍率を学部系統別にみると、「人文・社会」4.4倍、「理工」4.2倍、「農・水産」4.2倍、「医・歯」4.8倍、「薬・看護」5.2倍、「教員養成」3.6倍、「その他」4.4倍。

 また、前期日程で2段階選抜を実施したのは、国立が26大学44学部、公立が8大学12学部の計34大学56学部で、計3,623人が不合格となった。前年度と比較すると5大学増となり、不合格者は594人増えた。

 2段階選抜による不合格者は、「東京大学」691人がもっとも多く、「東京工業大学」438人、「福島県立医科大学」338人、「東京都立大学」263人、「大分大学」233人、「一橋大学」220人、「浜松医科大学」195人、「島根大学」184人、「高知大学」110人等と続いている。

 前期日程試験は2月25日から、中期日程試験は3月8日から、後期日程試験は3月12日から。

《奥山直美》

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