【高校受験2023】愛知県公立高校入試<数学>講評…難問はなく、基本から標準レベル

 2023年2月22日(水)、2023年度(令和5年度)愛知県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2023】愛知県公立高校<講評・数学>
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 2023年2月22日(水)、2023年度(令和5年度)愛知県公立高等学校入学者選抜の学力検査が実施された。愛知県教育委員会が2023年2月14日(火)に発表した2023年度愛知県公立高等学校入学者選抜における一般選抜実施校は156校1校舎、志願者総数は5万9,129人で平均志願倍率は1.85倍。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

<数学>講評(京進 提供)

大問1 小問集合(計算・方程式・関数・確率・空間図形) 〔易〕
大問2 小問集合(データの活用・平面図形・関数) 〔やや易〕
大問3 図形(円周角・三平方の定理・相似・四角柱) 〔標準〕

 今年の入試からマークシート形式になったが、難問はなく、基本から標準レベルの出題。例年と比べると、問題量に変化はないが、取り組みやすい内容だった。大問は3題で、大問1は基本の小問集合、大問2は箱ひげ図とデータの活用、証明問題、一次関数の利用、大問3は図形問題という構成は例年通り。大問1、2は基本レベルの問題であり、確実に得点したい。大問2について、(1)は箱ひげ図の見方、中央値や四分位範囲などの用語を理解しておくこと、(3)2は問題文にあるようにグラフを利用するとよい。大問3は角度、長さ、面積、体積を求める問題。円周角、相似を利用した出題はよくあるので、習得しておきたい。出題分野に偏りがないので、すべての分野について、基本から標準レベルの問題を練習しておこう。


 このレポートは2023年2月22日(水)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

《編集部》

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