兵庫県教育委員会は2023年3月1日、2023年度（令和5年度）兵庫県公立高等学校入学者選抜の出願状況を公表した。志願変更2日目（3月1日正午現在）の全日制の志願者数は2万2,654人。志願変更前と比較して10人減、志願倍率は1.03倍。
2023年度兵庫県公立高等学校入学者選抜は、2月28日から3月2日まで志願変更を受け付ける。全日制は志願変更第2日目となる3月1日正午時点で、定員2万1,903人に対し志願者は2万2,654人、志願倍率は1.03倍。
学科別の志願者数の増減および志願倍率は、普通科45人減（1.04倍）、農業科4人増（0.86倍）、工業科11人増（0.89倍）、商業科21人増（1.15倍）、家庭科2人増（0.88倍）、水産科2人増（0.60倍）、総合学科5人減（1.14倍）。全体の志願者数は10人減少した。
志願者の増加のあった学校・学科は、松陽（商業）12人増、姫路商業（商業）11人増、市尼崎双星（電気情報）6人増、姫路工業（機械）6人増、東播工業（建築）4人増等、21校32学科。一方、減少のあった学校・学科は姫路工業（溶接）10人減、松陽（普通）7人減、兵庫工業（機械工学）4人減、高砂（普通）4人減、社（普通）4人減等、42校50学科。
各学校の志願倍率は、神戸（普通）1.12倍、長田（普通）1.14倍、姫路西（普通）1.14倍、加古川東（普通）1.20倍、市立西宮（普通）1.33倍、兵庫（普通）1.32倍、姫路東（普通・単位制）1.20倍、星陵（普通）1.06倍、小野（普通）1.14倍、宝塚北（普通）0.93倍、北摂三田（普通）0.94倍等。
志願倍率の高い学校・学科は、普通科が尼崎小田1.70倍、市六甲アイランド（単位制）1.61倍等。専門学科が市神港橘（みらい商学）1.66倍、農業（動物科学）1.60倍等。総合学科が市須磨翔風1.80倍、須磨友が丘1.36倍等。
兵庫県公立高等学校入学者選抜は今後、3月2日まで志願変更を受け付け、3月10日に学力検査、3月11日に総合学科の実技検査を実施する。合格発表は3月17日。
