【大学受験2023】神戸大、試験室の掲示物に正答漢字を表記

 神戸大学は2023年3月6日、2023年度(令和5年度)一般選抜(前期日程)の国語の漢字書き取り問題において、一部の試験室の掲示物に正答となる漢字が記載されていたことを公表した。国語を受験した2,543人全員の解答を正答として取り扱う。

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 神戸大学は2023年3月6日、2023年度(令和5年度)一般選抜(前期日程)の国語の漢字書き取り問題において、一部の試験室の掲示物に正答となる漢字が記載されていたことを公表した。国語を受験した2,543人全員の解答を正答として取り扱う。

 2月25日に行われた2023年度神戸大学学部一般選抜(前期日程)の国語において、「セッショク」を漢字に改める問題が出題されたが、一部の試験室の掲示物中に正答となる「接触」の漢字が記載されていた。試験時間中に指摘があり判明。国語を受験した2,543人全員の解答を正答として扱う。

 また、外国語(英語)では、選択肢問題において、想定していた2つの正答のうち、1つは本文の記述から正答を導き出すことができない設問であることがわかった。外国語(英語)の受験者5,592人全員を正答とする。

 神戸大学は「受験者ならびに関係する皆様にご迷惑をおかけしたことを、深くお詫び申し上げます」とコメント。一般選抜(前期日程)の合格発表は3月9日で、いずれも合否判定に影響はないという。

《奥山直美》

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