【高校受験2023】滋賀県公立高入試<社会>講評…やや易~標準

 2023年3月8日(水)、2023年度(令和5年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。京進の協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2023】滋賀県公立高校<講評・社会>
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 2023年3月8日(水)、2023年度(令和5年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。2023年3月6日に発表された全日制課程の出願者数は、学力検査定員6,286人に対し6,689人が志願し、確定志願倍率は1.06倍だった。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

滋賀県公立高入試<社会>講評
(京進 提供)

大問1 地理「天守が国宝に指定されている5つの県」 〔標準〕
大問2 歴史「木材の利用、金の利用」 〔やや易〕
大問3 公民「基本的人権、日本の行政、国際社会」 〔標準〕

 大問構成は例年通りであった。記述問題は字数が指定されていたためどこまで書けばよいかを判断しやすかった。今年も、資料と関連付けて出題されているので資料読み取りと、設問から条件を整理して記述する練習をしっかり積む必要がある。公民分野は、政治や国際協調についての出題であった。SDGsに関する出題など時事的な内容も出題されている。過去には経済や裁判、地方自治などさまざまな単元から出題されているので、各単元まんべんなく学習しておきたい。

 語句解答の問題は、天平文化や朱印船貿易、議院内閣制など教科書レベルのものが問われた。学校の定期テストなどでしっかり知識を定着させ、基本問題で失点をしないよう準備しておく必要がある。どの分野でも、資料を使った問いがほとんどなので、資料集や地図帳も使って学習をしておくとよい。



 このレポートは2023年3月8日(水)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

《編集部》

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