【高校受験】千葉県公立高、22年度入試も3校40件で採点ミス発覚

 千葉県教育委員会は、2023年度千葉県公立高校入試で採点ミスがあった問題を受け、2022年度の答案が保存されていた県立高4校の再点検を実施。2023年3月30日、3校40件で採点ミスが発覚したと公表した。合否への影響はなく、該当受検者には訂正後の得点を伝えるという。

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  • 2023年度千葉県公立高等学校入学者選抜学力検査における採点の誤りに係る昨年度の答案の再点検の結果について

 千葉県教育委員会は、2023年度千葉県公立高校入試で採点ミスがあった問題を受け、2022年度の答案が保存されていた県立高4校の再点検を実施。2023年3月30日、3校40件で採点ミスが発覚したと公表した。合否への影響はなく、該当受検者には訂正後の得点を伝えるという。

 2023年度の千葉県公立高校入試では一斉点検で、県立高校92校870件、市立高校6校63件において採点ミスが見つかり、本来合格とすべき受検者6名を不合格と判定。千葉県教育委員会が3月17日に公表し、採点や点検、手順等を調査し、原因を究明すると説明していた。

 今回、2022年度分の答案の保存期間(2023年3月7日まで)を過ぎて保存していた県立高校が4校あったことから、3月23日から27日まで答案の再点検を実施。その結果、4校のうち3校40件で採点ミスが発覚。合否への影響はなかったとしている。なお、得点の開示を行った者のうち、点数に誤りのあった受検者には謝罪のうえ、訂正後の得点を伝えるという。

 今後、2023年度分の採点ミスの対応とあわせ、2022年度分で誤りがあった学校について、採点や点検の体制、手順、方法を詳細に調査し原因を究明すると説明。外部や学校現場の意見を聞きながら実効性のある対策を講じ、再発防止に取り組むとしている。

《川端珠紀》

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