広島県教育委員会は2023年8月10日、2023年度の公立高校入試について、中学・高校の校長や高校1年生に意見聴取した結果からみえた成果や課題について公表した。同県では、2023年度入試から受検者全員に「自己表現」を実施するなど新しい入学選抜制度を導入している。
新しい入学選抜制度は、主体的な志望校選択の実現として各高等学校の学科・コースの特色に応じて「特色枠による選抜」を実施。また、調査書に記載する内容は「学習の記録(評定)」のみに変更し、調査書を簡素化した。入学者選抜では、短縮選抜(I)と選抜(II)を統合し、「一次選抜」として実施。さらに、受検者全員に自分自身のことを表現する「自己表現」を実施した。
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