ベネッセマナビジョンは2023年10月23日、高3・高卒生対象の模試「第1回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試」のデータと2023年度入試結果に基づいた「合格可能性判定基準」を公開した。合格可能性80％以上の偏差値は、東京大学の文科一類が78、理科三類が79。
合格可能性判定基準は、進研模試（第1回ベネッセ・駿台大学入学共通テスト模試）のデータと2023年度入試結果データをあわせて分析したもの。合格可能性をA（80％以上）からE（20％未満）の5段階で判定している。
国公立大は、志望校の大学入学共通テストの配点で集計した「共テ傾斜」と、各志望校の大学入学共通テスト目標点を900点に換算した点数「共テ目標点」の2方式で判定。私立大は入試本番と同じ条件の「総合判定」を加えて3方式で判定し、大学ごとに一覧で示している。
「共テ傾斜」の合格可能性80％以上の偏差値は、東京大学が文科一類78、文科二類77、文科三類77、理科一類74、理科二類74、理科三類79。
京都大学は、文・前77、法・前77、法・後80、経済・前76、教育・前74、総合人間・前75、理・前74、工・前71、医・前78、薬・前73、農・前70など。
「総合判定」の合格可能性80％以上の偏差値は、慶應義塾大学が文76、法78、総合政策77、経済77、商75、理工70、環境情報74、医78、薬69、看護医療64など。
早稲田大学は、文76、文化構想77、法77、商76、社会科学77、教育74、人間科学72、基幹理工71、創造理工69、先進理工70など。
合格可能性判定基準は、大学間や学部・学科間の難易度の目安として活用できるほか、一覧表中の大学名から各大学の紹介ページへリンクしており、入試科目や日程などの確認もできる。
