神奈川県は2023年10月26日、2024年度(令和6年度)以降の「学力向上進学重点校」について、新たに横浜緑ケ丘高校、多摩高校、小田原高校の3校を加え、8校とすることを公表した。指定期間は、2024年4月1日~2028年3月31日。
学力向上進学重点校とは、神奈川県の県立高校改革実施計画において、将来の日本や国際社会でリーダーとして活躍できる人材を育成する学校として位置付けた高等学校。3年ごとに学力向上進学重点校とエントリー校を指定。エントリー校が期間内に指標に定める基準に達した場合は、その都度、学力向上進学重点校に指定している。
学力向上進学重点校には、2021年4月までに5校が指定され、今回新たに3校を加えた8校を指定。指定期間は2024年4月1日~2028年3月31日。
2024年度からの学力向上進学重点校は、横浜翠嵐高等学校(継続)、湘南高等学校(継続)、柏陽高等学校(継続)、厚木高等学校(継続)、川和高等学校(継続)、横浜緑ケ丘高等学校(新規)、多摩高等学校(新規)、小田原高等学校(新規)。
指定校では、将来のリーダーに求められる資質・能力を育むことができるよう、主体的、総合的、探究的な学びを通して、さまざまな教科などで身に付けた資質・能力を活用して課題を解決する思考力・判断力・表現力などの育成に取り組み、希望する進路の実現を図る。
なお、学力向上進学重点校エントリー校については2024年4月、県立高校改革実施計画(III期)において、あらためて指定するとしている。