生成AI活用「マイクラ応用コース」コードアドベンチャー開発着手

 ドリーマーズギルドは2023年10月30日、小中学生向けプログラミング教室「コードアドベンチャー」の応用コースとして、生成AIであるChatGPTを活用してプログラミングを行う「プロンプトエンジニアリングコース」の開発開始を発表した。受講生募集は2024年4月予定。

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プロンプトエンジニアリング(Prompt Engineering)コース
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 ドリーマーズギルドは2023年10月30日、小中学生向けプログラミング教室「コードアドベンチャー」の応用コースとして、生成AIであるChatGPTを活用してプログラミングを行う「プロンプトエンジニアリングコース」の開発開始を発表した。受講生募集は2024年4月予定。

 コードアドベンチャーは「YouTuberが教えるマインクラフトプログラミングスクール」として事業を開始。現地校・およびオンライン校で小学生に対してマインクラフトの世界でプログラミングを学習する。2021年4月に全国展開を開始、2年余りで170教室、現在の受講生は5,800人(延べ7,600人)となった。

 「プロンプトエンジニアリング(Prompt Engineering)」とは、ChatGPTに代表されるような自然言語処理を担うLM(言語モデル)を効率的に使用、言語モデルへの命令(プロンプト)をあたえながら効率的にプログラミングを開発していく手法。次世代の子供たちはAIを活用し、社会生活や生産活動を行う。AIの特性を理解し日常生活やプログラミングにおいて使いこなすことは子供の将来の幸せと直結する、とコードアドベンチャーグループは考えているという。プロンプトエンジニアリングを受講することにより、生成AIの特徴を理解し活用する力を身に着けることを目指す。

 プロンプトエンジニアリングコースでは、生成AIであるChatGPTを活用しながら全36回のカリキュラムで「日常の問題解決編」と「AIを活用したプロンプトエンジニアリング編」を交互に学習しながら授業を進めていく。約9か月~1年6か月の内容を想定。生徒は動画を視聴しながら実際にプロンプトを駆使し社会問題やプログラミング課題に取り組む。

 体験会の開発を2023年12月に終え、2024年2月よりコードアドベンチャーの既存生徒を対象とした体験会を行う予定。カリキュラムや教材の改定を経て、2024年4月からコースとしての運用を予定している。

 また、学習塾と教育サービスをつなぐ一括資料請求サイト「エデュマッチ」主催で、2023年11月16日午前10時から11時、学習塾向けセミナー「AI×教育の未来・新時代の塾教育!生成AIは学習塾をどう変えるか」をオンラインで開催する。本セミナーでは、日本e-Learning大賞「経済産業大臣賞」を受賞した、AIを活用した教育ツール「NANDE」の開発者であるみんがく代表 佐藤雄太氏、カラフル学舎代表 加藤みつる氏、コードアドベンチャー代表 宮城島氏が、これからのAI時代の教育の展望やAIの活用方法についてディスカッションする。セミナー申込みは申込フォームより受け付ける。

◆セミナー「AI×教育の未来・新時代の塾教育!生成AIは学習塾をどう変えるか」
日時:2023年11月16日(木)10:00~11:00
場所:オンライン(Zoom/ウェビナー)
対象:学習塾向け
申込:Webサイトより申し込む

《中川和佳》

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