マイクラで学ぶプログラミングに小1が挑戦、その効果とは?

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マインクラフトプログラミングCAMP
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  • 3日間で作ったものの中でお気に入りの作品「クリーパー」
  • 偶然できたというオリジナル作品「分かれた階段」
  • 自分の作品について発表
 子どもたちに人気のものづくりゲーム「Minecraft(マインクラフト)」。ものづくりを楽しみながらプログラミングの基礎が学べるという「学研のマインクラフトプログラミング教室」に、小学1年生の息子が参加した。

 マインクラフトは、砂場のように自由に遊べるサンドボックス型のものづくりゲーム。通称「マイクラ」。息子の周りでもマイクラはじわじわ流行っているようで、息子は小学校入学を機にやり始めた。せっかくなのでプログラミングも学んでほしいと思い、書籍やWebサイトの情報を参考にしながら息子に教えてみたが、つい感情が入ってしまい、なかなか冷静に教えられない。我が子に教える難しさを感じていたところ、ゴールデンウィークに学研のマインクラフトプログラミング教室が開催されることを知り、参加させてみることにした。

 息子に「マイクラの裏技を教えてくれるイベントがあるんだけど行ってみない?」と誘ってみたところ、「行く!行く!」と二つ返事で乗ってきた。連休中の3日間、午前10時から午後5時までと、今の学校の授業より長いのに飽きないか少し心配だったが、初心者でも楽しく学べる工夫がなされているというので、申し込んでみた。

 1日目はマインクラフトとパソコン、アルファベットに慣れ、2日目は2重ループと変数で階段・壁・床を作り、条件分岐で床や囲いなどの立体物を作る、3日目は自分の作品を仕上げて発表するというカリキュラム。学齢ごとに分けられたグループでは、2~3人に1人の講師がつき、手厚いサポートが受けられる。

 息子は「大好きなマイクラの世界でこんなものを作りたい!1つずつブロック積上げて作ったら大変だけど、プログラムを書いたら楽に作れる」と、タッチタイピングもままならないのに、講師にヒントをもらいながら熱心に取り組んでいた。学校の授業参観で見た息子とは別人で、背筋がピンと伸びて目は真剣、休み時間までのめり込んでしまう熱中ぶり。同じ年頃のグループ内の参加者とは「こんなアイテムが使える」といった話題ですぐに打ち解け、講師には積極的に質問していた。

 レッスンの合間のレクリエーションタイムには、プレイ動画配信が子どもに人気の「赤石先生」による特別講義や、グループ対抗ゲーム「マシュマロチャレンジ」などもあり、子どもたちは盛り上がっていた。お昼休みにはグループのメンバーや講師と一緒に昼食を取りながら、マイクラについて講師と議論している高学年の参加者もいて、話題が尽きないようすだった。

 インプットだけでなく、最終日には自分の作品を発表するというアウトプットの場も用意されていた。プレゼンテーションをしたことのない息子がどうやって発表するのかドキドキして見守っていたが、低学年には講師が作品について質問するインタビュー形式でスムーズに進められた。ほかの参加者の作品の中には、お城や複雑な立体物もあり、息子は「どうやって作ったんだろう?」と刺激を受けていたようだ。今度は「雲まで届く階段」や「ロケット」を作ってみたいと意気込んでいる。

 プログラミングによってできることが増えて、マインクラフトをより一層楽しめるようになり、息子は今では家族で一番早く起きてマイクラをやっている。子どもがこんなに集中して取り組めて、プログラミングも身に付くのなら、受講料や交通費をかけてでも参加する価値があると感じた。
《工藤めぐみ》

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