青森県教育委員会は2023年11月20日、2024年（令和6年）3月県内中学校等卒業予定者の進路志望状況について、第1次調査の結果を公表した。11月6日現在の進学志望率は98.7％。学校・学科別では、弘前実業（家庭科学）1.90倍、青森南（普通）1.67倍などが高倍率となった。
進路志望調査は、青森県内の国公私立の中学校、特別支援学校中学部の2024年3月卒業予定者を対象に11月6日現在の結果をまとめたもの。
2024年3月の中学校卒業予定者数は、前年より139人減の9,776人。高等学校等進学志望者は9,649人。進学志望率は98.7％で、前年より0.4ポイント低下した。
進学希望者のうち、県内高校（全日制）への志望者数は8,780人（県立7,007人、私立1,773人）。募集人員1万841人（県立7,210人、私立3,631人）に対する志望倍率は全体0.81倍、県立0.97倍、私立0.49倍。県立の志願倍率は、前年より0.1ポイント低下し、過去最低を更新した。
県立高校（全日制）の学科別志望倍率は、看護科1.40倍がもっとも高く、スポーツ科学科1.32倍、表現科1.20倍と続いている。普通科は1.06倍であった。
学校・学科別に志望倍率をみると、弘前実業（家庭科学）1.90倍、青森南（普通）1.67倍、弘前実業（スポーツ科学）1.65倍、十和田工業（電子）1.54倍、八戸工業（建築）1.51倍の順に高かった。
このほかのおもな学校は、青森（普通）1.48倍、青森東（普通）1.02倍、五所川原（普通、理数）0.80倍、弘前（普通）1.35倍、弘前中央（普通）1.29倍、八戸（普通）1.18倍、八戸北（普通）1.06倍、八戸東（普通）1.28倍、八戸東（表現）1.20倍など。
2024年度青森県立高等学校入学者選抜の日程は、出願を2023年2月13日から19日に受け付ける。学力検査は3月5日、追検査は3月13日、合格発表は3月15日に実施する。
