生徒の興味を社会課題へつなぐ…新渡戸文化中学校・高等学校が実践する生徒主体の教育とは

 国際人として世界平和に尽力し、旧五千円札の肖像画にもなった新渡戸稲造氏の理念を受け継ぎ、子供の興味を深める探究学習を実践している新渡戸文化中学校・高等学校。同校の教育デザインを担う奥津憲人先生、蓮沼一美先生に、新渡戸文化学園が探究学習を通じて子供たちに伝えていることを聞いた。

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東大生産技術研究所の松山桃世准教授と酒井雄也准教授と共に
  • 東大生産技術研究所の松山桃世准教授と酒井雄也准教授と共に
  • カードは52枚。東京大学生産技術研究所で今まさに研究中の最新技術が紹介されている。表には技術の名前が、裏には技術の概要と用途例が記され、ゲームではピンチから守る「道具」となる
  • サイエンスアゴラでのワークショップのようす
  • 大学生でも難しいような専門知識を身に付け、聴衆にわかりやすい言葉で説明する中学校の生徒たち
  • ワークショップで「ひみつの研究道具箱」の説明をする東京大学生産技術研究所の松山桃世准教授。コラボした新渡戸の生徒たちについて「固定観念の少ない彼らだからこそ、研究者が思い付かなかったようなアイデアをたくさんもっていて、専門家である我々にとっても新たな視点が得られた」と評価した
  • 生徒の興味を社会課題へつなぐ…新渡戸文化中学校・高等学校が実践する生徒主体の教育とは
  • 『軍艦プラモデルづくり』から始まった小口さんの探究は、戦争体験者へのインタビュー動画制作、全校で戦争を考えるオンラインイベント、さらにはウクライナの方や戦場カメラマンとのシンポジウムにまで発展
  • 誰もが使う馴染みのある「折り紙」で、森林伐採の影響から絶滅の危機にある動物たちを折ることができるキットを考案

 国際人として世界平和に尽力し、旧五千円札の肖像画にもなった新渡戸稲造氏。自ら英語で書き上げたという著書『武士道』は世界中で読み継がれている。日本の教育にも貢献し、「教育とは、ただ新しい知識を教えることではなく、新しい知識を得たいという気持ちを起こさせることである」という言葉を遺した新渡戸氏。

 その理念を受け継ぎ、子供の興味を深める探究学習を実践している学校が新渡戸文化中学校・高等学校(以下、新渡戸)だ。同校の教育デザインを担う奥津憲人先生、蓮沼一美先生に聞く、新渡戸が探究学習を通じて子供たちに伝えたいこととは。

2023年サイエンスアゴラに採択された東大との合同企画

 サイエンスアゴラは、科学技術振興機構が主催する「科学と社会をつなぐ」イベントだ。新渡戸(中学校)は2022年度の「放射線の通り道を観測する装置の作成と宇宙と私たちの繋がりから身近な環境問題について対話を行う流れの90分のワークショップ」に続き、2023年度は東京大学生産技術研究所の松山桃世准教授との共同企画「未来の研究活用法を考える」というテーマで採択され、ブースの出展と、対話を軸とした90分のワークショップを開催した。

 ブースでの研究成果の説明から、ワークショップにおける司会進行およびファシリテーションすべてを仕切るのは、「理科の実験に興味がある」と集まった13名の中学生たちだ。

 「最新技術でピンチを切り抜けろ!」というテーマで開催されたワークショップでは、東京大学生産技術研究所の松山桃世准教授が開発した『ひみつの研究道具箱』というカードゲームを使用し、カードに紹介された最先端の科学技術を使って、社会課題の解決を思考する体験を提供した。

カードは52枚。東京大学生産技術研究所で今まさに研究中の最新技術が紹介されている。表には技術の名前が、裏には技術の概要と用途例が記され、ゲームではピンチから守る「道具」となる
サイエンスアゴラでのワークショップのようす

 「生徒たちはカードについて、わからないことがあれば聞いたり自分で調べたりしながら、1枚1枚理解を深め、最終的にはどんな方にもわかるように易しく説明できるレベルまで、相当の努力をして学んできました。大学生でも難しいような専門知識を身に付けたこと、また、そうした学力の伸び以外にも、サイエンスアゴラに向けて企画力、行動力といった自分から進んで動ける主体性を育めたことは、彼らの大きな成長につながったと思います」と蓮沼先生は語る。

 さらに生徒たちは、このカードにある技術の中から「スーパーコンクリート」を選び、探究を深めたという。「スーパーコンクリート」とは、コンクリートがれきや廃棄食材など要らなくなった「ゴミ」を粉末にして、加熱しながら圧力をかけるだけで産み出せる、新発想の建材・材料のこと。調査を重ね、その活用方法について、他のカードにある別の技術との掛け合わせで社会のさまざまな課題が解決できないか議論した。そして、そこでまとめた自分たちのアイデアを、東京大学生産技術研究所に出向き、専門家を前にプレゼンテーションまで行ったのだ。

大学生でも難しいような専門知識を身に付け、聴衆にわかりやすい言葉で説明する中学校の生徒たち

 『ひみつの研究道具箱』を考案した同研究所の松山桃世准教授は、今回コラボした新渡戸の生徒について次のように評価する。

 「固定観念の少ない彼らだからこそ、研究者が思い付かなかったようなアイデアをたくさんもっていて、専門家である我々にとっても新たな視点が得られ、非常に役に立つ内容でした。サイエンスアゴラのワークショップでは、ファシリテーターの役割を通じて、最先端の科学技術を誰にでもわかりやすく説明することの意義や、多様な人々からアイデアをもらい、研究の新しい使いみちを見つけて研究現場に届ける意義を感じられたのではないでしょうか。」

ワークショップで「ひみつの研究道具箱」の説明をする東京大学生産技術研究所の松山桃世准教授。コラボした新渡戸の生徒たちについて「固定観念の少ない彼らだからこそ、研究者が思い付かなかったようなアイデアをたくさんもっていて、専門家である我々にとっても新たな視点が得られた」と評価した

「新渡戸流」探究学習の本気度はここが違う

 では、こうした本質的な取り組みが繰り広げられている同校の探究学習は、全体のカリキュラムの中で、どのように位置付けられているのだろう。

 「私たちは、探究学習をカリキュラムの中心に据え、自ら学ぶ目的を発見し、問いを立て、探究へと進むための『3C Curriculum(3Cカリキュラム)』を実施しています。3Cカリキュラムとは、Core Learning(コアラーニング)・Cross Curriculum(クロスカリキュラム)・Challenge Based Learning(チャレンジベーストラーニング)の3つのCから始まる学びのこと。コアラーニングとはいわゆる教科学習で、探究の基礎となる学力を身に付けます。一方、チャレンジベーストラーニングは学びを生かし、社会課題に挑戦していくカリキュラムです。そしてこれらを繋ぐのがクロスカリキュラム。クロスカリキュラムとは、生徒の『好き』『面白そう』から始まる教科横断型の探究の時間です。生徒ひとりひとりがこの学習スタイルによって、自分の大切な人や社会を幸せにする人へと成長すること、幸福な人生を描ける力を身に付けることが私たちの教育目標です。」(奥津先生)

新渡戸文化中学校・高等学校Webサイトより

 同校の探究を重視する姿勢は、時間割に表れている。週6日ある授業日の中で、毎週水曜日を丸1日「クロスカリキュラムの日」に充てているのだ。この日は、教員が前に立って教えるインプット中心の授業は一切行われず、生徒たちは自分の好きなこと、興味があることについて、生徒主体でプロジェクトを立ち上げ、1日中没頭できる。先述のサイエンスアゴラに採択された生徒たちのように、中学生は「ラボ」と呼ばれる10名ほどの学年混同のグループで活動し、高校生になると個人の研究に移行する。

 「探究学習の過程でもっとも大切にしているのは、自分の好きなこと・興味があることを何かと掛け合わせ、究めること。そして、本物に出会うことです。決して“ごっこ”では終わらせない。中高生という立場に甘んじることなく、1人の人間として社会に関わっていく体験をしてほしい。それが主体的な学びにつながると思うのです」と奥津先生は語る。

 この考えの根底には、学校創設者である新渡戸稲造氏の「広く社会を見て学ぶ」「学問と実社会を結びつける教育を目指す」という教育理念がある。

 「そのためのサポートは、教員だけでなく、今回の東京大学生産技術研究所のように、社会の最前線で活躍しているプロフェッショナルな大人にも協力してもらっています。生徒の探究に協力してくれる大人を全国に増やすことも、我々教員の重要なミッションです」(蓮沼先生)

蓮沼一美先生

本気の探究は「すべての主語を『生徒』たちに」

 インプット中心の教科学習はテストをすれば点数化できるが、探究学習の評価は難しいこともあり、これまでと同様の教科学習を推し進めようとする学校が少なくない。だが、新渡戸はそうではない。教科学習では英語や数学でQubena、5教科でeboardといったICT教材を活用しつつ、「探究学習中心」のカリキュラムに振り切っているところにも、その本気度が垣間見える。

 「子供に対して、点数で評価できる課題を与えておけば、大人は安心でしょう。でも子供の立場からすれば、あれもこれもと背負わされると、本当に好きなこと、やりたいことを見つけたり、深掘りしたりする時間も気力もなくなってしまいます。

 大人が先頭に立ち、決まったレールの上を歩かせるような教育は、確かに効率的かもしれませんが、子供たちが本気になれるきっかけは、寄り道したり、遠回りしたりする、一見無駄に見えるプロセスの中にあるのではないでしょうか。探究を本気でやろうと思ったら、十分な『余白』が必要だと思うのです」(奥津先生)

 とはいえ、まだ成長過程の子供たちだ。「好き」「知りたい」という気持ちから学びを深めていくプロセスは、時に辛抱強く見守る必要がある。「今、どんな状況?」「何か困っていることはある?」と問いかけ、言語化を促すことで、自分自身が置かれている現状を客観的に捉えられるまで、大人による伴走は欠かせない。

 「生徒ひとりひとりの興味や関心に向き合い、時々そっと背中を押してやれば、生徒は自分で学び、伸びていくことを僕らは知っています。だから『どこを目指すのかを決めるのは子供自身である』という軸は、決してブレることはありません。」(奥津先生)

 そんな生徒任せで教科学習は大丈夫なのか。多くの保護者が不安に感じるところだが、実はこうしたプロセスの中で、子供は自ら「やはり基礎学力は大事だ」「この科目をもっと学ばなければ」といった気付きを得て、主体的に学びに向かう自律型学習者になっていく。奥津先生も蓮沼先生も、生徒たちの探究を見守る中で、そうした変化を強く感じるそうだ。

 生徒ひとりひとりの日常から「余白」を奪わないこと。十分な「余白」を保ち、意欲や気付きを引き出す環境を整えること。これこそが、新渡戸稲造氏から脈々と受け継がれる、本気の探究学習なのだ。

「軍艦プラモデルづくり」から生まれた「戦争と平和」のプロジェクト

 新渡戸では、単元ごとに知識の定着を確認するテストに加えて、パフォーマンスを評価する「アウトプット型テスト」を実施している。生徒はプレゼンテーション、動画制作、プログラミング、コラム作成など、さまざまな製作や実演を通じて評価を受ける。また、三者面談でも「プレゼン型面談」とすることで、普段からのアウトプットを重視している。

 この面談で、趣味の軍艦プラモデル製作について発表したのは、卒業生の小口心也さん。彼は、クロスカリキュラムの「自分の興味に関連する本を探してみよう」という取り組みの中で、軍艦に関する本を読み進めることになった。そして、その本を通じ、自分が製作したことのある軍艦に実際に乗っていたという少年兵の存在を知ることになる。

 「彼は、その方がまだご存命だということを知り、自ら連絡をとって話を聞きに行きました。そこで、インタビュー動画を作成し、文化祭で発表しました。翌年2年生のときには、彼の動画を見て興味をもった仲間と共に、その方に語り部となってもらい、全校で戦争を考えるオンラインイベントを実施しました。また、3年生になってからは、ロシアとウクライナの間での戦争にも関心をもち、活動を校外に広げ、シベリア抑留を経験した方や元戦場カメラマン、日本にいるウクライナの方など、戦争の実情を知る当事者を招き、経験談を聞くというシンポジウムを開催したのです。『軍艦プラモデルづくり』から始まった彼の探究は、高校3年間のクロスカリキュラムと掛け合わせることで学びが大きく広がっていき、大学では『歴史学を学びたい』と総合型選抜で進学しました。」(奥津先生)

『軍艦プラモデルづくり』から始まった小口さんの探究は、戦争体験者へのインタビュー動画制作、全校で戦争を考えるオンラインイベント、さらにはウクライナからの避難者や戦場カメラマンとのシンポジウムにまで発展(新渡戸文化中学校・高等学校Webサイトより)

 元々小口さんは、どちらかというと控えめな性格で、人前に立って話すことは得意ではなかったし、平和のための活動に興味をもっていたわけでもない。だが、軍艦プラモデルづくりに、戦争や平和を掛け合わせたこと、元少年兵をはじめ戦争を体験した“本物”に出会ったこと、そしてそこから芽生えた彼の「知りたい」「実現したい」という思いから、彼は自分で、自らが目指す道を見つけたのである。

生徒の「自ら伸びる力」を信じ、寄り添う

 もうひとつ、探究学習の本気度がわかる好例を紹介したい。SDGsをテーマにするラボに所属する生徒たちは、さまざまな下調べや取材を続けていく中で、「FSC認証」という存在を知った。「FSC認証」とは、持続可能な森林活用・保全を目的とし、適切な森林管理を認証する国際的な制度で、認証を受けた森林から生み出されたトレーサビリティが確立した製品には「FSC認証マーク」がつけられる。生徒たちは、このマークの普及を目指すアイデアコンテストに参加。誰もが使う馴染みのある「折り紙」で、森林伐採の影響から絶滅の危機にある動物たちを折ることができるキットを考案した。

 約100校のエントリーから10校にまで選出され、二次審査に進んだものの、結果は落選。だが、生徒たちが本気だったのは、受賞できなかったからとそこで活動を止めなかったことだ。賞選考がゴールではない、という思いから、継続して活動をするプロジェクトチーム「NiToBe CoLoRs」が発足。引き続き森林破壊についての学習を続けながら、『折り紙』というアイデアに賛同してくれる企業を探してプレゼンに出向いたり、絶滅の危機にある動物を扱ったことから、WWF(世界自然保護基金)にも監修を依頼したりと、アイデアを温め続けた。そして、地元企業の協力で製品化を実現させ、アースディなどのイベントに出展し、数多くの校外ワークショップでも啓蒙。そして翌年、2023年のFSCアワードでは最優秀賞を受賞してFSCジュニア・アンバサダーに任命され、活動を続けている。

誰もが使う馴染みのある「折り紙」で、森林伐採の影響から絶滅の危機にある動物たちを折ることができるキットを考案(新渡戸文化中学校・高等学校Webサイトより)

 この事例からわかるのは、新渡戸の探究活動は、「入賞」といった外部からの評価を目的にしていないということだ。仮に外部からの評価が目的であれば、そこで終わってしまっていたかもしれない。ここにも、生徒自らが「やってみたい」「実現したい」ことを重んじる「生徒主体」が一貫しているのである。

 「折り紙のプロジェクトも、紆余曲折がありました。けれど、生徒たちはここでも、課題を“ジブンゴト”として捉え、目標に向かってやり抜く力、仲間と一緒に取り組む協働力や挫折をしなやかに乗り越える力など、点数化はできないけれど、生きていく上ではとても大切な力を身に付けられたのではないでしょうか」(蓮沼先生)

 私たちは、教育に熱心になるほど、世話を焼き過ぎて過干渉になりがちだ。しかし、新渡戸の教育を見ていると、子供は時に折れ曲がったり、枝葉をあちこちに広げたりしながら、ひとりひとり違うタイミングで、それぞれの花を咲かせていくことに気付かされる。

 「我々教員の役割は、生徒がもっている興味の“タネ”が伸びていくとき、それが大人の意向と違う方向に向かっても絶対に邪魔をしないこと。ただただ、伸びていくために必要な土壌を用意する。そして、対話を通じて、時には言葉にしにくい思いを言語化する手伝いをしたり、手を貸してくれる大人と繋いだりしながら、そばにいて寄り添うことだと思うのです」(奥津先生)

「自分の進路への満足度は100%」進路指導で重視していること

 教員らのブレない「生徒主体」の姿勢は、生徒達からもしっかりと評価されている。

 2022年度卒業生へのアンケート調査によると、「自分の進路に満足している」という生徒は100%だったという。全員が第一志望の進学先に進んだわけではないが、間違いないのは、最終的に自分が心から納得できる進路を選べたということだ。

 「新渡戸での探究を通じて、生徒たちは自分のやりたいことを自分で決める練習を重ねます。だから進路も自分で決められるのです」と蓮沼先生は言う。データで見ても、新渡戸では「自分で国や社会を変えられると思う」「自分は責任ある社会の一員だと思う」「社会問題について、家族や友人など周りの人と積極的に議論している」「将来の夢を持っている」と答える生徒の割合が高い。「これは自分で選んだ道だと胸を張り、その先の未来に困難な局面があっても乗り越え、それも成長の糧にして前向きに生きていく。そんな『生き抜く力』を見い出せたらと思っています」(蓮沼先生)

新渡戸では「自分で国や社会を変えられると思う」「自分は責任ある社会の一員だと思う」「社会問題について、家族や友人など周りの人と積極的に議論している」「将来の夢を持っている」と答える生徒の割合が高い(新渡戸文化中学校・高等学校Webサイトより)

 同校の教育目標は、「自分と社会の幸せを創り出すハピネスクリエイターの育成」だ。

 「まず必要なのは、生徒自身の幸せです。自分が満たされれば、まわりの人の幸せを願えるようになり、そのための行動を起こせるようにもなる。新渡戸文化学園は、生徒が幸せでいられる場でありたいですね」(奥津先生)


 新渡戸文化学園には、新渡戸稲造氏が定めた『教職員心得』がある。その最初には「人の子を預る以上は、親心を以てこれに対すること」と記されている。新渡戸文化学園の教員は、まさにこれを体現していると感じる。まるで我が子に接するように、辛抱強く、愛情深く、ひとりひとりの生徒に寄り添っている。コスパ(費用対効果)・タイパ(時間効率)を求められる時代だが、そんな中にあっても「生徒主体」を貫けるのは、教職員全員が「新渡戸イズム」を芯から理解し、その実践を目指すからだろう。この環境にいる限り、どんな子も幸せになれる。そして、幸せを知った子たちは、未来の幸せのつくり手になる。そんな確信を得た取材だった。

新渡戸文化中学校・高等学校
《田中真穂》

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