【中学受験2026】フェリス、日曜日でも入試日程変更せず…2月1日実施

 フェリス女学院中学校・高等学校は2024年3月1日、2025・2026年度中学校入学試験日程について公表した。2025年度は例年通り2月1日(土)に実施。2026年度は同日が日曜日となるが、入試日程は変更せず2月1日に行う。いわゆる「サンデーショック」を考慮したと考えられる。

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 フェリス女学院中学校・高等学校は2024年3月1日、2025・2026年度中学校入学試験日程について公表した。2025年度は例年通り2月1日(土)に実施。2026年度は同日が日曜日となるが、入試日程は変更せず2月1日に行う。いわゆる「サンデーショック」を考慮したと考えられる。

 フェリス女学院中学校は例年、東京都と神奈川県の私立中学の入試解禁日にあたる2月1日に入学試験を実施している。今回、2025・2026年度入学試験日程について、2025年度は2月1日が土曜日のため例年通り実施、2026年度は2月1日が日曜日にあたるものの、日程を変更することなく実施すると発表した。

 同校ではこれまで、2月1日が日曜日となった年には別日に入学試験を行ってきたが、2026年度はいわゆる中学受験における「サンデーショック」を考慮した対応を取るとみられる。

 キリスト教系の学校の一部では、日曜礼拝や安息日などの宗教上の理由により、入試日が日曜日だった場合、日程を変更することがある。中学受験では、入試解禁日の2月1日と日曜日が重なることで受験生の併願状況が変化し、倍率などに影響を及ぼすことを「サンデーショック」と呼ぶ。特にキリスト教系の学校が多い女子校では影響が顕著にみられ、前回、2月1日が日曜日となった2015年度は、桜蔭・女子学院・雙葉の女子御三家の出願者数が前年度比でそれぞれ100人以上増加している。

 2015年度以来のサンデーショックが予想される2026年度。フェリス女学院以外のキリスト教系私立中学の動きにも注目したい。

《畑山望》

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