子供の留守番、心配なこと2位「ケガや急病」1位は…コクヨ調査

 コクヨは2024年3月4日、25歳以上の人と中学生以下の子供をもつコクヨ社員を対象に実施した「子供の留守番に関するアンケート調査」の結果を公表した。留守番時に心配なこと1位「不審者」、2位「ケガや急病」であることが明らかになった。

生活・健康 未就学児
調査サマリー
  • 調査サマリー
  • お子さまだけで留守番したことがある/する可能性がある時間の長さ
  • お子さまだけで自宅にいる場合、不安を感じますか
  • お子さまだけで留守番させる際に、不安なこと・心配なこと
  • お子さまだけで留守番させる場合、連絡を取りたいと感じますか

 コクヨは2024年3月4日、25歳以上の人と中学生以下の子供をもつコクヨ社員を対象に実施した「子供の留守番に関するアンケート調査」の結果を公表した。留守番時に心配なこと1位「不審者」、2位「ケガや急病」であることが明らかになった。

 コクヨは、「Hello! Family.」シリーズを通じて、家族コミュニケーションのサポートに取り組んでいる。そこで今回、入学や進級などにより初めての留守番を経験する子供が多くなる新生活シーズンを前に、子供の留守番に関するアンケート調査を実施し、結果を公表した。なお、結果は2024年1月に25歳以上の人を対象に実施した「お子さまとのコミュニケーションや見守りについてのアンケート」と、2023年9月に中学生以下の子をもつコクヨ社員を対象に実施した「お子さまのお留守番に関するアンケート」をもとにまとめられている。

 子供が1人で留守番する時間の長さを聞いたところ、4~5歳では30分以下と短時間の留守番が多いが、小学校低学年(6~8歳)では30分~1時間、高学年(9~12歳)になると1時間以上の留守番の割合が増え、学年が上がるにつれて留守番時間が長くなることが明らかになった。

 子供だけで自宅にいる場合、不安を感じるかを尋ねたところ、約6割の保護者が不安があると回答。具体的には、「不審者」79%、「ケガや急病」72%など、子供が安全に過ごせているかを不安に思っている割合が多いことがわかった。ついで「寂しくないか」53%、「来客や電話の対応」51%など、子供が不安な気持ちにならないかを心配していることがわかった。一方、子供が留守番時に不安に思っていることは、「寂しい」「心細い」という声が多く、訪問者や電話などを心配している声もあがったという。

 子供が1人で留守番していた時に、実際にどのようなトラブルや困ったことがあったかを聞いたところ、水分補給を忘れて熱中症になってしまった、鍵を忘れて外で待っている、勝手にキッチンに入る、連絡しても繋がらないなど、子供のようすが見えないことで、さまざまなトラブルが起こっていることがわかった。

 留守番時に連絡を取りたいかどうかの質問では、親から子供、子供から親という一方通行の連絡ではなく、双方向でのコミュニケーションを取りたいと感じている人が6割以上であることが明らかになった。

《いろは》

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