第65回国際数学オリンピックが2024年7月11日～22日、イギリスにて開催される。日本代表選手はラ・サール、開成、栄光、灘など6校の高校生6人に決定。ラ・サール高校からは新1年生の濵川慎次郎さんが出場する。
国際数学オリンピック（International Mathematical Olympiad：略称IMO）は、高校生以下を対象に数学の問題を解く力を競うコンテスト。1959年の第1回ルーマニア大会以来、毎年開催。今では110か国以上から1,000人を超える選手・役員が集結する国際的なイベントへ成長。日本は1990年から参加を開始し、毎年6名の選手を派遣している。
日本代表選手6名は、数学オリンピック財団が実施した「日本数学オリンピック （JMO） 」の成績をもとに選出。第34回JMOの予選参加者5,092人の中から、ラ・サール高等学校1年の濵川慎次郎さん、開成高等学校3年の飯島隆介さん、長野県松本深志高等学校2年の狩野慧志さん、栄光学園高等学校3年の金是佑さん、灘高等学校3年の宮原尚大さん、帝塚山学院泉ヶ丘高等学校2年の若杉直音さんの6人が選ばれた（学年は2024年4月現在、アルファベット順）。
第65回国際数学オリンピックは2024年7月11日～22日、イギリス（バース）にて開催される。選手団は7月14日に現地着、7月15日に開会式、7月16日と17日の2日間でコンテスト、7月18日～20日に国際交流・観光、7月21日に閉会式を予定している。
