教育ネットは2024年7月12日、ネット利用における実態調査にて「小学生・中学生が使用しているSNSの利用率」の調査結果を公開した。全学年でもっとも多く利用されているSNSは「YouTube」、ついで「LINE」の利用率が高いことがわかった。
ネット利用における実態調査は、教育ネット支援自治体の小学校、中学校の児童生徒3万3,294人を対象に「小学生・中学生が使用しているSNSの利用率」の調査を行った。調査期間は、2023年4月から2024年3月。
SNSの利用状況について、全学年でもっとも多く利用されているのは「YouTube」であることがわかった。小学1年生で86%、中学3年生は98%と高い利用率となっている。
次に多く利用されているのが「LINE」で、小学1年生の利用率は19%、中学3年生は93%であることがわかった。2022年度と比較すると、LINE利用率は小学4年生から中学1年生までが5ポイント以上増加。小学6年生の利用率は、2022年の57%から2023年は67%と、10ポイントも増加した。
小学校低学年では「LINE」についで、「Tik Tok」「Instagram」「X(旧 Twitter)」の順に利用が多いことがわかった。一方で、中学3年生は「Instagram」「Tik Tok」「X(旧 Twitter)」の順で、Tik TokよりもInstagramの利用率が高かった。Instagramは全学年で利用率が増加しており、X(旧 Twitter)の利用率は、中学生で減少した。