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国際数学オリンピック、金メダル2人など…国別14位

 第65回国際数学オリンピックが、2024年7月11日から22日までイギリスで開かれ、日本代表の高校生6人のうち、2人が金メダル、2人が銀メダル、1人が銅メダル、1人が優秀賞を手にした。参加した6人は、文部科学大臣表彰の受賞者に決定した。

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国際数学オリンピック(IMO)2024
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 第65回国際数学オリンピックが、2024年7月11日から22日までイギリスで開かれ、日本代表の高校生6人のうち、2人が金メダル、2人が銀メダル、1人が銅メダル、1人が優秀賞を手にした。参加した6人は、文部科学大臣表彰の受賞者に決定した。

 国際数学オリンピック(IMO)は、世界各国・地域の数学的才能に恵まれた若者を見出し、その才能を伸ばすチャンスを与え、世界中の数学好きの若者や教育関係者であるリーダーたちが互いに国際交流を深めることを目的に毎年開催。日本は1990年から参加を開始し、毎年6人の生徒を派遣している。

 第65回国際数学オリンピックは、7月11日から22日までイギリスのバースで開かれ、108か国・地域から609人の生徒が参加。2日間にわたり、1日4時間半、各3問の数学(代数、組合せ、幾何、整数論)の筆記試験に取り組み、計6問の得点合計により、参加者の約12分の1に金メダル、約12分の2に銀メダル、約12分の3に銅メダルが授与された。

 日本からは6人の高校生が参加し、狩野慧志さん(長野県松本深志高等学校2年)と金是佑さん(栄光学園高等学校3年)が金メダルを獲得。濵川慎次郎さん(ラ・サール高等学校1年)と宮原尚大さん(灘高等学校3年)が銀メダル、飯島隆介さん(開成高等学校3年)が銅メダル、若杉直音さん(帝塚山学院泉ヶ丘高等学校2年)が優秀賞を手にした。国別では14位の成績を収めた。

 文部科学省では、国際的な科学技術コンテストで特に優秀な成績を収めた者などを表彰しており、今回の第65回国際数学オリンピックに参加した6人を文部科学大臣表彰の受賞者に決めた。

《奥山直美》

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