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幼少期の英語学習、9割超「習ってよかった」TOEICスコアにも影響

 英語の幼少期教育を受けてよかったと感じる割合が94.5%にのぼることが2024年7月25日、学研HDのグループ会社ベンドの運営する「スキルアップ研究所」の調査結果から明らかとなった。英語の幼少期教育でTOEICスコア、英語への自信が総じて高くなることもわかった。

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 英語の幼少期教育を受けてよかったと感じる割合が94.5%にのぼることが2024年7月25日、学研HDのグループ会社ベンドの運営する「スキルアップ研究所」の調査結果から明らかとなった。英語の幼少期教育でTOEICスコア、英語への自信が総じて高くなることもわかった。

 幼少期の英語学習に関する実態調査は、義務教育以外で実際に英語の幼少期教育を受けた人・受けていない人、子供に英語教育を受けさせた親、受けさせていない親を対象にインターネットで実施。調査期間は2024年5月19日~26日、回答数は合計300人。

 英語の幼少期教育を受けて(受けさせて)よかったと感じている割合は94.5%。ほとんどの回答者が好意的な評価をしていることから、多くの人が早くから英語を学ぶことに何かしらの意義を感じていることがわかった。

 直近のTOEICスコア600点以上の割合は、「幼少期に英語教育を受けた群」が6割に対し、「幼少期に英語教育を受けていない群」は2割弱。この結果から、幼少期に英語教育を受けた人のTOEICスコアが全体的に高い傾向にあることがわかる。

 英語を使用する際の自信は、「幼少期に英語教育を受けた郡」が、「非常にある」11.8%、「比較的自信がある」31.1%と4割以上が英語使用に自信をもっていた。一方、「幼少期に英語教育を受けていない群」は、「非常にある」6.0%、「比較的自信がある」6.0%とあわせて1割強にとどまった。また、「まったく自信がない」と回答した割合は、幼少期教育経験者の5%に対し、未経験者は53%と10倍以上の差があることが明らかになった。

 スキルアップ研究所は、幼少期の英語教育について「単なる言語習得にとどまらず、子供たちひいては日本社会の将来の可能性を大きく広げる重要な役割を果たしている」と分析。「今後、さらに多くの人が早期から英語に触れ、英語能力を伸ばすことができれば、グローバル化が進む現代において日本の競争力の底上げが実現することも期待できる」とコメントしている。

 調査結果の全文は、スキルアップ研究所のWebサイトで公開している。

《川端珠紀》

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