キッズデザイン協議会は2024年8月21日、「第18回キッズデザイン賞」受賞作品237点を発表した。各大臣賞などの優秀作品は9月18日発表予定、表彰式は9月25日に虎ノ門ヒルズフォーラムにて開催する。
キッズデザイン賞は、子供や子供の産み育てに配慮したすべての製品・サービス・空間・活動・研究を対象とする顕彰制度。「子供たちが安全に、そして安心して暮らす」「子供たちが感性や創造性豊かに育つ」「子供を産み育てやすい社会をつくる」という目的で、子供や子育てに関わる社会課題解決に取り組む優れた作品を選び、広く社会に発信していくという。
第18回となる今回は、3月1日~5月13日の期間に409点の応募があり、審査の結果「子供たちの安全・安心に貢献するデザイン」59点、「子供たちの創造性と未来を拓くデザイン」115点、「子供たちを産み育てやすいデザイン」63点の計237点が受賞した。
作品は、学校でのジェンダー対応、低年齢化するSNS性被害、夏の酷暑、新しい生活様式定着後の家族の距離感、物流2024年問題など、子供たちに直接・間接に影響する現在の社会課題を反映した作品が多かったという。一方で、過去の受賞作品の改良版やロングセラー品など、幅広い作品の応募があった。
受賞作品から、最優秀賞「内閣総理大臣賞」など各大臣賞などの優秀作品は、9月18日に発表する予定。表彰式は9月25日、虎ノ門ヒルズフォーラムにて開催する。詳細は後日発表予定。