ベネッセマナビジョンは2024年8月27日、高校3年生・高卒生対象の「進研模試 総合学力記述模試・7月」のデータに基づいた「合格可能性判定基準」を公開した。合格可能性80%以上の偏差値は、東京大学の文科一類が89、理科三類が92など。
合格可能性判定基準は、進研模試 総合学力記述模試・7月と2024年度入試結果のデータをあわせて分析し算出したもの。合格可能性をA(80%以上)からE(20%未満)の5段階で示し、「国公立大学」「私立大学」「大学校、短大、専門学校その他」でそれぞれ地域ごとに一覧にしている。
「国公立大学」では、大学入学共通テストと個別試験をあわせた教科(科目)を模試の出題配点で集計した「記述総合判定」を掲載。各大学の配点に左右されないため、志望校比較が容易にできる。
記述総合判定による合格可能性A(80%以上)の偏差値は、東京大学の文科一類が89、文科二類が89、文科三類が88、理科一類が83、理科二類が82、理科三類が92。
京都大学は、文・前が87、法・前が88、経済・前が87、教育・前が81、総合人間・前が83、理・前が80、工・前が78、医・前が86、薬・前が78、農・前が77など。
「私立大学」は、各大学の入試教科と配点で集計する入試本番と同じ条件の「総合判定」を掲載。総合判定による合格可能性A(80%以上)の偏差値は、慶應義塾大学の文が81、法が83、総合政策が83、経済が83、商が82、理工が77、環境情報が81、医が88、薬が77、看護医療が69など。
早稲田大学は、文が84、文化構想が85、法が84、政治経済が85、商が84、社会科学が85、教育が80、人間科学が78、国際教養が81、基幹理工が77、創造理工が77、先進理工が77、スポーツが71など。
「進研模試 総合学力記述模試・7月」を受験した人は自分の成績と見比べて、また、受験していない人も大学間や学部・学科間の難易度の目安として傾向をつかむことが可能。志望大学選びや志望大学への距離を測るために活用してほしい。