オリオン座流星群の活動が2024年10月21日に極大を迎える。一番の見ごろは、21日の深夜から22日の明け方にかけて。月明りの影響で見える個数は限られそうだが、出現ピークががなだらかな流星群のため極大日の前後数日間も観測チャンスがありそうだ。
オリオン座流星群は毎年10月21日ごろに活動のピークを迎える流星群。ハレー彗星を起源とするこの流星群は、2006年より活発な出現が観測されており、2024年も多くの流れ星に期待が寄せられる。
アストロアーツによると、予測極大時刻は10月21日の午後3時ごろ。21日深夜から22日の明け方にかけて、一番の見ごろを迎える。1時間あたりの流星数は5~10個程度と予想。流れ星は空全体に飛ぶため、月から離れた方向を中心にして広く見渡すと良いという。
前後数日間も放射点が昇ってくる午後10時ごろから夜明けが始まるころまでチャンスあり。ただ、月明かりの影響が大きい時期であるため、目にできる流星数はあまり多くないという。
夜の冷え込みも増しているため、寒さ対策をしっかりとして10月19日ごろから23日ごろまで、チャンスがあれば秋の夜空を眺めてみてはいかがだろうか。