奈良県教育委員会は2025年3月3日、2025年度(令和7年度)奈良県公立高等学校入学者一般選抜について、出願受付3日目となる3月3日時点の出願状況(中間発表)を公表した。全日制全体の募集人員4,400人に対し、出願者数2,718人で、競争倍率は0.62倍となった。
奈良県公立高校入学者一般選抜は、2月27日に願書受付を開始した。全日制の一般選抜では、一般選抜で定員のすべてまたは一部を募集する学科(コース)と、特色選抜で合格者数が募集人員に満たなかった学科(コース)で選抜を実施する。
中間発表における志願状況をみると、一般選抜で定員のすべてまたは一部を募集する学科(コース)は、募集人員合計4,400人に対し、出願者数2,718人、競争倍率は0.62倍。各学校・学科の倍率は、県立では奈良(普通)0.84倍がもっとも高く、そのほか、高田(普通)0.64倍、郡山(普通)0.75倍、畝傍(普通)0.67倍、奈良北(普通)0.57倍、奈良北(数理情報)0.44倍など。市立では、一条(普通)0.93倍だった。
特色選抜で合格者数が募集人員に満たなかった学科(コース)では、募集人員合計446人に対し、出願者数12人、競争倍率は0.03倍。二階堂(キャリアデザイン)3人、御所実業(機械工学)1人、王寺工業(電気工学)4人など、6校7学科で出願があった。
一般選抜は今後、3月6日午後3時まで出願を受け付ける。締切後、確定志願状況が公表される見通し。学力検査などは3月11日に実施。合格発表は、特色選抜で合格者数が募集人員に満たなかった学科(コース)は3月17日、一般選抜で定員のすべてまたは一部を募集する学科(コース)は3月18日に行う。