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【高校受験2025】滋賀県公立高入試<国語>講評…やや易~標準

 2025年3月5日(水)、2025年度(令和7年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。リセマムは、京進の中学・高校受験トップシグマの協力を得て、学力検査「国語」の講評を速報する。この他の教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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【高校受験2025】滋賀県公立高入試<国語>講評
  • 【高校受験2025】滋賀県公立高入試<国語>講評

 2025年3月5日(水)、2025年度(令和7年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。2025年3月1日に発表された全日制課程の出願者数は、学力検査定員6,253人に対して、出願者は6,563人で、平均倍率は1.05倍。

 リセマムでは、京進の中学・高校受験トップシグマの協力を得て、学力検査「国語」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

滋賀県公立高入試<国語>講評
(京進 提供)

大問一 説明文「〈私〉を取り戻す哲学」岩内章太郎 〔標準〕
大問二 随筆文「これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条」小川糸 〔標準〕
大問三 漢字、文法、古文「古今和歌集」 〔やや易〕

 大問構成、素材文量は例年通り。大問一、二ともにひとつの文章のみからの出題で、生徒の会話文はなかった。

 大問二の問5には、「あかねさんが作成したレポート」という資料がついており、それをもとに作文が出題された。作文は100字以上140字以内が1題で変化はなかったが、資料のIまたはIIからひとつを選んで意見、理由を書く問題だった。記述問題は今年度もすべて字数指定があったが、大問二に90字以内という長い記述問題があった。昨年度も100字以内の記述問題があったため、字数の多い記述問題にも慣れておく必要がある。その他の記述問題は60字以内が1問、70字以内が1問。合計200字超えの記述問題に加え、作文を時間内に書き上げる必要がある。

 大問三の古文からは、現代仮名遣いに直す問題、本文の解釈を問う問題、現代語訳の対応部分を抜き出す問題が出題された。古文や和歌、詩などからの出題が大問三のパターンで、小問にもパターンがあるので、過去問題演習を行い、しっかりと形式に慣れた状態で本番に臨みたい。大問三の古文以外の部分は、例年通り漢字の読み書き10問と語句・文法問題。必ず得点できるようにしたい。


 このレポートは2025年3月5日(水)に、速報として京進の中学・高校受験トップシグマにより作成されたもの。

 京進の中学・高校受験トップシグマは関西・愛知を中心に全国で学習塾を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進





《編集部》

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