群馬県太田市は、修学の意欲がありながら経済的理由で大学などへの進学が困難な学生を対象に、返済不要の給付型奨学金を支給する。支給額は年額60万円で、定員は50人。申込みは2026年9月1日から30日まで、市のWebサイトなどで受け付ける。有能な人材の育成を目的としている。
同制度では、ふるさと太田市に愛着があり、修学の意欲と能力がありながら、経済的理由により大学などへの進学が困難な学生に対し、返済不要の奨学金を給付する。支給金額は年額60万円で、毎年6月と10月に半期分ずつ口座に振り込まれる。定員は大学生など50人。
対象となるのは、次のすべてを満たす人。(1)申請者が1年以上太田市に居住している(2)生計維持者が1年以上太田市に住民登録している(3)大学などに在学または入学予定である(4)学力優秀で修学意欲がある(5)経済的理由により修学が困難である(6)国または公私の団体から学資支給または授業料などの免除を受けていない(7)太田市の奨学金などの支給または貸与を受けていない。
申込みは2026年9月1日から30日まで。市のWebサイトから電子申請で申し込む。電子申請が困難な場合は、市のWebサイトにある申請書に必要書類を添えて、9月30日必着で郵送または教育総務課窓口にて申請を受け付ける。窓口での申請は、土曜・日曜・祝日を除く平日の午前9時から午後5時まで。
太田市ではこの制度を通じて、地域の学生が学業に専念し、将来活躍することを目標としている。給付後もアンケートなどを通じて継続的に学生の声を聞くなど、市と学生の繋がりを重視する考えだ。この給付型奨学金は、ほかの自治体と比較しても手厚い支援内容であることが特徴だという。
太田市は群馬県南東部に位置し、自動車製造を中心とした工業都市である一方、利根川や渡良瀬川、金山・八王子丘陵の豊かな自然に恵まれたまち。首都圏から90km圏内にあり、北関東自動車道が関越・東北自動車道と接続しているほか、東武鉄道を利用すれば都心からのアクセスも良好である。
市の特徴として、SUBARUの企業城下町として発展した「ものづくりのまち」としての側面のほか、プロバスケットボールチーム「群馬クレインサンダーズ」のホームタウンである「スポーツのまち」、新田義貞ゆかりの地である「歴史のまち」など、さまざまな顔をもつ。駅前の「太田市美術館・図書館」は市の文化拠点となっている。また、やまといもや小玉すいかなどの特産品を誇る「農業のまち」でもある。
制度に関する問合せは、太田市教育委員会教育総務課まで。

