学校・生徒数ともに減少傾向続く、教員数は増加…東京都公立学校統計
東京都教育委員会は2025年10月23日、都内の公立学校を対象に実施した「2025年度(令和7年度)公立学校統計調査」の結果を公表した。学校数や在学者数の推移、教職員数、卒業者の進路状況などをまとめたもので、小中学校の学校数・在学者数は減少傾向が続く一方、教員数は増加している。
【高校受験2026】福井県の進路調査…県内進学志望は96.4%
福井県教育委員会は2025年10月10日、2026年(令和8年)3月中学校卒業予定者の進路志望調査の結果概要を公表した。2026年3月卒業予定者6,803人のうち、高等学校などへの進学志望者は99.0%にあたる6,734人。県内の高等学校などへの進学志望者は前年比0.6ポイント減の96.4%だった。
読書ゼロの子が半数超え、読書時間で語彙力に差…スマホ時間は増
ベネッセ教育総合研究所は、東京大学社会科学研究所と共同で「子供の生活と学びに関する親子調査」を実施し、2025年10月27日から始まる読書週間を前にその結果を発表した。この調査では、子供たちの読書行動の実態やスマートフォン(以下、スマホ)利用の影響、語彙力・読解力との関係性が明らかにされた。
小学生女子のメイクは4割、肌トラブルも…自己流ケアに注意
トレンダーズは「ampule」にて、イガリシノブ氏との共同プロジェクト「親子で学ぶ“メ育”プロジェクト」の特設サイトで「困ったときのSOS」コンテンツを公開。小学生女子のメイクに関する実態調査を発表した。小学生女子の約4割が日常的にメイクを楽しんでいることがわかった。
高校生のバイト、75%の親が後悔…睡眠不足や成績低下も
教育Webメディア「こども教材プラス」を運営するSUNCOREは2025年10月3日、高校時代に子供がアルバイトを経験した保護者103名に対する調査を実施した。この結果、保護者の74.8%が「アルバイトよりも、もっと勉強に注力すべきだった」と考えていることが明らかになった。
自閉症の原因解明、アメリカ政府発表に日本の専門家が警鐘
アメリカ政府が2025年9月22日の記者会見で自閉症の原因と治療に関する発表を行ったことに対し、日本自閉スペクトラム学会が声明を発表した。同学会は、アメリカ政府の発表内容が十分な科学的根拠に基づかないとして懸念を表明し、誤解を正す責任を強調した。
子育てで多い夫婦の揉めごと「しつけ・生活習慣」3組に1組
子育て中の夫婦の36.2%が子育てに関して揉めた経験があるということが2025年9月24日、平石クリニックとNEXERの共同調査で明らかになった。およそ3組に1組の夫婦が、子育てを巡って対立を経験している。
私立高の実質無償化、中学生15%・保護者22%が進路見直し
高校授業料無償化の拡充が進められる中、北海道教育委員会が行った調査で、進路希望を公立から私立高校に見直すと回答した割合が中学生14.9%・保護者は21.6%にのぼることがわかった。
AIがあっても計算は必要?…8か国の国際調査を公開
2025年9月17日、スプリックス教育財団は、基礎学力に対する意識を調査するため、「基礎学力と学習の意識に関する保護者・子ども国際調査2025」を実施した。調査は8か国の小学4年生および中学2年生とその保護者を対象に行われ、計算力に焦点をあてた初回報告を公表した。
山口県の大学等進学率52.2%へ上昇…公立高卒業者の進路調査
山口県教育委員会は2025年9月10日、2025年3月公立高等学校等卒業者進路状況調査の結果を公表した。卒業者総数に占める大学等進学率は前年比0.9ポイント増の52.2%。過去5年間でもっとも高い水準となった。
共テ過去問に着手する時期は?…旺文社「大学受験実態調査2025」
教育出版の旺文社は2025年9月8日、2025年度受験生の動向をまとめた「高校生の大学受験実態調査(2025年度版)」を公開した。過去問を最初に解いた時期は「高3の6月」までが64.2%でもっとも多く、前年調査より早期化がみられた。
中学生6割が親に言えない本音あり…進研ゼミの親子調査
中学生の約6割が「親に言えないこと」を抱えていることが2025年8月27日、ベネッセコーポレーション「進研ゼミ 中学講座」の調査で明らかになった。保護者の8割が「子供が言えない本音があると思う」と察しているが、子供からの発信を待つ保護者が多かった。
「行きたくない」が長引きやすい?発達特性がある子の不登校率は9.5倍
発達特性のある小中学生の不登校率は35.5%で、全国平均の3.72%と比較して9.5倍と高いことが、PAPAMOの調査結果より明らかになった。また、61.5%が学校への行き渋りや欠席を経験していることも判明した。
高校生84%、生成AIの利用で変化実感…スマホで週1以上使用6割
高校生の6割がスマートフォンでAIを週1回以上利用していることが2025年8月21日、MMDLaboの調査で判明した。利用したことのある高校生の84%が「課題や宿題への取組みがスムーズになった」など、AIを使い始めて変化を感じているという。
高校生が選ぶ人生で役立つ教科は英語…使い道が謎1位は美術
高校生が今後の人生に役に立ちそうだと感じる教科1位は、他教科を大きく引き離し「英語」だったことが2025年8月14日、Studyplusトレンド研究所の調査でわかった。逆に人生に生かしづらいと感じる教科1位は「美術」だったという。
若者の性行動、30年以上前の水準に戻る…小学館「白書」刊行
小学館は2025年7月17日、全国の中高大学生約1万3,000人を対象にした性行動調査の結果をまとめた「『若者の性』白書-第9回青少年の性行動全国調査報告」を刊行した。第1回(1974年)からの調査とあわせて長期時系列的に分析し、青少年の性行動の趨勢を捉えている。

