北海道大、小惑星リュウグウから約46億年前の岩石を発見
北海道大学大学院理学研究院の研究グループは2025年7月17日、小惑星「リュウグウ」から約45億6,730万年前に形成した太陽系最古の岩石を発見したことを公表した。「リュウグウ」の原材料物質の年代測定に成功したのは世界初だという。
【夏休み2025】環境省、肉眼やデジカメで「夏の星空観察」
環境省は2025年7月7日、2025年度「夏の星空観察」について発表した。星空観察を通じて光害(ひかりがい)や大気汚染、環境保全の重要性について関心を深めてもらおうと、8月14日から天の川観察シートによる肉眼観察、デジタルカメラによる夜空の明るさ調査を予定しており、参加を呼びかけている。
【夏休み2025】大阪市立科学館、企画展「極限時空・ブラックホールと重力波」7/19-8/31
大阪市立科学館は2025年7月19日から8月31日の期間、企画展「極限時空・ブラックホールと重力波」を開催する。「KAGRAのサファイアミラー(試作品)」や映像展示「特異点シアター」などが展示される。展示場観覧料で観覧できる。
6月はStrawberry Moon…月と惑星の接近に注目
アメリカでは「Strawberry Moon」と呼ばれる6月の満月は、6月11日午後4時44分ごろに満月の瞬間を迎える。6月は春と夏の星座が入れ替わるタイミングであり、月と惑星が接近するタイミングも見られる。ウェザーニューズがまとめた6月の天体イベント情報をもとに、注目の天体ショーを紹介したい。
【夏休み2025】スパコン「富岳」体験塾、全国4会場…中高生・高専生募集
高度情報科学技術研究機構(RIST)は、「スパコン『富岳』体験塾2025」を2025年8月21・22日に東京・名古屋、28・29日に神戸・福岡で開催する。対象は中学生・高校生・高専生でC言語の基本を理解していることが参加条件。参加費無料、先着。申込みはWebサイトより7月11日まで。
【夏休み2025】日本一の星空・阿智村スターライトキャンプ7月
リソー教育の子会社プラスワン教育は、2025年7月25日から27日にかけて、長野県阿智村で2泊3日の「日本一の星空・阿智村スターライトキャンプ」を開催する。参加者は星空専門ガイドの解説を聞きながら、阿智村の美しい星空を観察できる。参加費8万2,500円(税込)。
国際天文学オリンピック2025、日本代表5人を決定
日本天文学オリンピック委員会は2025年5月2日、第18回国際天文学・天体物理学オリンピック(IOAA2025)に参加する日本代表5名を決定したと発表した。IOAA2025は、2025年8月11日から21日までインドのムンバイで開催される予定。
月面探査車YAOKI、日本の民間として初の月面稼働成功
パンチ工業が参画するダイモンの月面探査計画「Project YAOKI 1(PY-1)」において、月面探査車「YAOKI」が搭載された月着陸船が日本時間2025年3月7日未明に月面軟着陸に成功した。数時間後には月面写真データの受信にも成功し、日本の民間企業が単独で開発し月面で稼働した初めての月面探査車となった。
三省堂サイエンスカフェin札幌…火星衛星探査MMXの挑戦3/13
2025年3月13日、北海道札幌市の三省堂書店内「ブックス&カフェUCC」にて、「第36回三省堂書店サイエンスカフェin札幌」が開催される。今回のテーマは「火星の月から探る水惑星誕生の謎 火星衛星探査MMXの挑戦」。北海道大学教授であり、JAXA宇宙科学研究所特任教授を兼任する倉本圭氏が講師を務める。事前申込制で、参加費は1,500円。申込みはWebサイトにて受け付ける。
新年最初の天体ショー「しぶんぎ座流星群」1/4未明から明け方が見頃
1年の最初を飾る天体ショーとなる「しぶんぎ座流星群」が2025年1月4日頃に極大を迎える。4日午前0時頃(3日深夜)に活動のピークを迎えるが、その数時間後にあたる4日未明から明け方の時間帯には、放射点も高くなり見ごろとなるという。月明かりの影響もなく、好条件のもとで観察できそうだ。
月と土星・金星が接近…2025年2月上旬
2025年2月上旬、日の入り後の西の空で月と土星、金星が接近する。金星は「宵の明星」として輝き、最大光度を2月15日に控えた金星はマイナス4.8等と明るく、約1等の土星を探す際の目印となる。
ふたご座流星群、12/13夜に見頃…気になる天気は?
2024年12月13日、ふたご座流星群が見頃を迎える。ウェザーニュースによると、13日夜から14日明け方にかけては、太平洋側は晴れてくるところが多く、関東や東海では深夜以降に見られる可能性が高いが、日本海側や沖縄は雲が広がりやすく、流星観測は難しいと予想される。
ふたご座流星群・すばる食・スピカ食…12月は天体ショーが次々
2024年12月は冬の夜空を彩る天文現象が活発になる。冬の定番「ふたご座流星群」や「こぐま座流星群」のほか、「土星食」「すばる食」「スピカ食」と、晴れれば広い範囲で天体ショーが見られそうだ。この記事では出現日やエリア、お勧めの観察方法などを紹介する。
相模原で宇宙フェスタ12/1…プラネタリウム最終投影
相模原市立博物館で「第6回 宇宙フェスタさがみはら」が2024年12月1日に開催される。JAXAの協力のもと、官民協働で実施されるこのイベントは、相模原市が「宇宙を身近に感じられるまち」としての魅力を広く伝えることを目的としている。今回のメインテーマは「プラネタリウム」で、29年間にわたり宇宙の神秘を投影してきた光学式プラネタリウム投影機「ヘリオス」の最終投影会が行われる。
サンシャイン60展望台「ダイヤモンド富士」観賞会11/13-17
サンシャイン60展望台 てんぼうパークは2024年11月13日から17日、1年間で数日しか見ることのできない希少な光景「ダイヤモンド富士」屋上観賞会を開催する。各日定員15名(計75名)。体験料6,000円と別途展望台入場料。11月1日正午より「アソビュー!」にて事前申込制。先着順。
日本天文学オリンピック、参加者募集1/5まで
日本天文学オリンピック委員会は「第4回日本天文学オリンピック」(兼 第18回国際天文学・天体物理学オリンピック(IOAA)日本代表選抜)を開催する。予選は2025年1月12日。本選は2月16日。申込締切は、個人は1月5日、学校は12月23日。

