リセマム リサーチは、12月1日から12月8日までの期間、サイト利用者を対象に「年齢層別、就職に必要な要素に関する意識調査」を実施した。 この調査では、就職にもっとも必要なものは何だと思うかについてオンラインアンケートを実施。10代では「根性」に回答が集中している一方で、20代以上は「コミュニケーション力」「根性」「学歴」「情報収集能力」などをあげるという結果が得られた。 厚生労働省によると、今年10月1日時点での大卒予定者の内定率は1996年度の調査開始以来最低水準の57.6%にとどまっているとのことで、厳しい就職状況が続いている。 10代の回答が根性に集中したのは、就職活動が進行中、もしくは今後行う世代にとっては、こういった厳しい就職活動を続けるためにはとにかく根性でやるしかないといった認識があるためではないだろうか。一方で、20代以上の回答が分散しているのは、それらの要素によって自分や周囲の就職が左右された、という認識があることの現れといえそうだ。 アンケートの詳細データ(年齢層別グラフ)は、アンケート結果「就職にもっとも必要なのは何だと思いますか?」で公開している。 調査期間 : 2010年12月1日~2010年12月8日 調査対象 : リセマムサイト利用者 有効回答 : 184 調査方法 : リセマムのアンケートシステムを使用した簡易調査 リセマム リサーチでは、学習や家庭生活に関する各種アンケートを実施しており、ツイッター(Twitter)にて読者からのアンケートテーマの募集も行っている。