一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)は12月27日、ネットの羅針盤「ここまで来た、学校とネットの新しい関係」のアーカイブ公開を発表した。 同協会では、マイクロソフトと共同で子どもへの情報リテラシー教育をテーマとした取り組みを行っており、その一環として、11月26日にニコニコ生放送で「ここまで来た、学校とネットの新しい関係」と題した番組が放送された。その放送内容がアーカイブとしてYouTubeに公開されている。 番組では、学校の行事や授業の模様を教師がTwitterで発信するユニークな取り組みを行っている埼玉県の越谷市立大袋中学校の事例を、同校の校長を迎えて紹介している。 また、学校のICTの利活用に関しては積極的な一方で、携帯電話の持ち込みは禁止するなど、同じ情報端末でありながらその扱いに格差がある状況をふまえ、生徒に利用を義務づける「制ケータイ」を導入した兵庫県神戸市の須磨学園の事例を紹介。同学園の理事長へ、導入の背景や活用状況などをインタビュー取材した模様が収録されている。◆ここまで来た、学校とネットの新しい関係第1部http://www.youtube.com/watch?v=R_44RoqO0QE第2部http://www.youtube.com/watch?v=uz8VrunJOI4出演者:・能城茂雄(都立上野高校情報科教諭)・大西久雄(越谷市立大袋中学校校長)・小寺信良(コラムニスト、MIAU代表理事)・司会:津田大介(メディアジャーナリスト、MIAU代表理事)