コンピュータ利用教育学会(CIEC)は7月18日、大学生協杉並会館において「CIEC第91回研究会」を開催する。 教育の情報化は着実に進行していると考えられるが、電子教材の使い方がわからないといった現場での不安もあるという。CIEC小中高部会では、同研究会において、電子黒板やデジタル教材の使い方の実践事例の発表するのではなく、「この授業を行ったことで、これまでの授業と何が変化したのか」、「子どもたちにとってどのような効果をもたらすのか」などについて、初等中等教育現場としての立場から検討していくという。 また、国外の活用事例報告や従来とは異なった新たなデジタル教材の活用スタイル、電子黒板の利用方法などについてもアイデアを出し合い、これからの初等中等教育のICT活用について、議論を深めていきたいとしている。 プログラムでは、山梨県甲斐市立双葉東小学校教諭の増坪広夫氏による講演「電子黒板を活用した模擬授業」のほか、海外での実践例報告やディスカッションが予定されている。◆CIEC第91回研究会日時:7月18日(月)13:00〜16:25会場:大学生協杉並み会館 地下会議室 (東京都杉並区和田3-30-22)参加費:CIEC会員は無料、その他は500円※誰でも参加可能申込み:CIEC事務局までメール、または電話(FAX)にて