【EDIX2014】コンテンツの制作能力を幼稚園・保育園・塾・学校などに提供、小プロ

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展示内容を紹介する中村貴之氏と岡野亮太氏
  • 展示内容を紹介する中村貴之氏と岡野亮太氏
  • 音声ペン教材「EduTalk」
  • 音声ペンで本に触れるとペンから英語の歌や単語が流れる
 小学館集英社プロダクションは、5月21日から3日間にわたって開催される、日本最大の学校向けIT専門展、「第5回 教育ITソリューションEXPO」(以下EDIX)に出展する。同社の出展は今回が2回目、今回の展示内容や見どころを、エデュケーション事業局総合宣伝企画室次長の中村貴之氏、通信教育事業部営業課の岡野亮太氏に聞いた。

 小学館集英社プロダクションは、通信添削学習の「ドラゼミ」、総合学習教室「小学館アカデミー」、幼児教室の「ドラキッズ」やシニア向けパソコン教室など、乳幼児からシニアまでの生涯教育事業を展開している。これまでは、教育事業での強みを保護者を中心に提案してきた同社だが、今回のEDIXでは「教育委員会や学校、塾、教育コンテンツを探している企業などを対象として訴求したい」と中村氏は話す。

 同社の強みは、創業以来50年近くの長きにわたり培ってきたコンテンツ力だ。幼稚園・保育園、学校や塾、学童保育などといった教育現場に、小学館集英社プロダクションの教材を導入したい、または独自の教材やコンテンツを開発したい、といった教育関係者の要望に応えることができるという。また、製品に入れるコンテンツを探している企業などを対象に、既存コンテンツの提供だけでなく、新たな開発も含めて対応できると中村氏は言う。

 今回の展示の中心となるのは、通信教育の「ドラゼミ」、英語教育の「イーコラボ」と「EduTalk & SoundBook」、そして教育アプリ「エデュプリ」の3分野。これらは、現在主に家庭向けに提供されている教材やサービスだが、ビジネス向けのコンテンツ提供を含めた展開を模索していると中村氏と岡野氏は語る。

 通信教育「ドラゼミ」のオプション映像講座として関西の進学塾「浜学園」とともに提供している「テレビドラゼミ」は、テキストと授業映像を連携させることで、子どもの自学自習をサポートし、保護者の負担も軽減できる。授業映像は、ドラゼミテキストのほぼ全問そろっており、テレビ、パソコン、タブレット、スマートフォンといったあらゆる機器に対応し、どこでも映像を見られるよう配慮されているのが特徴だ。

 自学自習の定着サポートと保護者の負担を軽減することを目的に開発された映像講座「テレビドラゼミ」、担当者の岡野氏は園の課外授業や学童保育サービスなどに導入することで、既存サービスのプラスαとして提案できるのではないかと話す。岡野氏は、「ご家庭内はもちろん、幼稚園、小学校などでも導入が可能。学校でも1人1台の端末環境が整いつつあり、子どもの進度やペースに合わせて自由に学べるテレビドラゼミは、新しい自習形態として期待できる」と語る。保育園、幼稚園や学童保育の差別化のひとつとして提案している。

 英語教材としての、「EduTalk & SoundBook」も興味深い。音声ペンを使って目と耳で楽しく英語が学べるオリジナル教材は、40年以上に渡る同社のノウハウがあったからこそのできだ。

 「EduTalk & SoundBookは、音声ペンで挿絵をタッチするだけでネイティブの発音を聞くことができるため、先生が英語を上手に話せなくても、楽しみながら自然に英語の発音に触れることができるのが最大の利点」だと中村氏は言う。幼稚園や学校などでの導入を見込んでおり、「ワークブックもついているので、教室で音声ペンを使って学習したあと、家に帰ってワークブックで復習するという学習スタイルも可能」だと話す。
《石井栄子》

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